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TOYOTA RAV4
トヨタの新しいデザイン言語を採用


次期型「トヨタ RAV4」のエクステリアデザインは、プリウスやカムリに見られるトヨタの最新デザイン言語を採用して大幅にアップデートされる。予想CGはスクープ班が入手した内部資料とプロトタイプの目撃情報をベースに製作されており、最終デザインにかなり近いはずだ。フロントエンドにはアップデートされたハンマーヘッドのインナーセクションと、新しいグリルを備えたLEDデイタイム ランニング ライトを装備している。最終的なデザインは、よりボクシーになると予想する。
ルーフのツートンカラーオプションと大胆なコントラストのホイールアーチモールを備え、RAV4らしい特徴的なシルエットを維持している。リアにはやや曲線のL字型テールライトがスリムなLDEバーで接続されているほか、下部に樹脂製モールが見える。
フル電動バージョンも?

次期型は「TNGA-K」プラットフォームの改良型を採用。全長が40mm、ホイールベースが30mmそれぞれ延長されてボディが拡大されると思われる。居住空間が広がるとともに、高速での走行性能も向上しそうだ。厳しくなる衝突試験に適合させるため耐衝突性能も向上するだろう。
パワートレインは新開発の1.6リッターターボエンジン搭載の噂もあるが、次期型RAV4に採用される可能性は低い。おそらく、2.0リッター直4「Dynamic Force Engine」エンジンと、これにモーターを組み合わせたハイブリッド、および2.5リッター直4+デュアルモーターのプラグインハイブリッドといったラインナップになるだろう。
PHEV仕様は最高出力が300PSを超え、EV走行可能距離が100km程度になると考えられる。詳細は明らかにされていないが、完全な電動化も検討されているという。
RAV4次期型のワールドプレミアは2025年夏以降となりそうだ。次期型も日本市場に投入される可能性は高い。