【スクープ!】「BMW M5 セダン」が異例の早さでフェイスリフト?

BMWの最強セダン「M5」が“ノイエ クラッセ”デザイン採用で早くもマイナーチェンジ!?【スクープ!】

昨年7月に登場したばかりの「BMW M5」が早くもマイナーチェンジ?!
昨年7月に登場したばかりの「BMW M5」が早くもマイナーチェンジ?!
「BMW M5 セダン」新型は昨年の7月に発表されたばかりだが、それから7ヶ月でフェイスリフト バージョンのプロトタイプが目撃された。北欧の凍った湖で行われた寒冷地テストにカモフラージュを纏ったM5セダンが現れた。

BMW M5

“ノイエ クラッセ” の採用を急ぐBMW

BMWは "ノイエ クラッセ" の採用を加速する戦略のようだ。
BMWは “ノイエ クラッセ” デザインの採用を加速する戦略のようだ。

「BMW M5 セダン」の改良新型は、ノイエ クラッセ世代の電気自動車向けに検討されていた最先端デザインを採用していることがわかる。数ヵ月以内に新型「iX3」でデビューする最新のデザインは、次期型「X5」や第9世代「3シリーズ」にも採用される予定だ。登場間もないM5にフェイスリフトを施そうとしているところから、BMWがこのデザイン戦略を急いでいることがうかがえる。

主にフロントとリヤがアップデート?

フロントエンドは新しいヘッドライトにつながる短いグリルを備えたノイエ クラッセ流に修正されているようだ。また、現行モデルとは開口部の異なる新しいフロントバンパーが採用されていることも確認できる。

足もとを見ると、巨大な合金製ホイールの内側にセラミックブレーキを装備していることがわかる。リヤセクションも完全にカモフラージュされていることから、テールライトのデザインも刷新されることが予想される。

インテリアも最新仕様に変更か?

インテリアは確認できなかったが、最新のデジタルテクノロジーが搭載される可能性もある。
インテリアは確認できなかったが、最新のデジタルテクノロジーが搭載される可能性もある。

1月に開催された「CES 2025(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー 2025)」で公開された、「BMW パノラミック iDrive」と「BMW オペレーティング システム X」の採用も期待される。ヘッドアップディスプレイとしても機能するワイドなスクリーンは3つのセクションに分かれ、デジタルインストルメントクラスター以外はウィジェットでカスタマイズできるようになる。iDriveコントローラーに代わる新しい多機能ステアリングホイールも装備される可能性が高い。

パワートレインは変更なし

パワートレインは現在のV8エンジン+プラグインハイブリッドシステムから変更はなさそうだ。
パワートレインは現在のV8エンジン+プラグイン ハイブリッド システムから変更はなさそうだ。

今回のアップデートはスタイルとテクノロジーに重点を置いているため、パワートレインの変更はほとんどないと思われる。現行モデルには、4.4リッターV8ツインターボエンジンが搭載されている。これに14.8kWhのバッテリーおよびモーターを統合した8速ATを組み合わせてプラグインハイブリッド化している。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…