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スーパースポーツからSUV、そしてEVまで百花繚乱!
コロナ禍による半導体不足や、開発・製造現場の制限が大きく影響している昨今だが、それでも各自動車メーカーは屈することなく魅力的なプロダクトを2021年に続々リリースした。その顔ぶれも多彩で、電動化シフトが急ピッチで行われながらも多気筒・大排気量の内燃機搭載スーパースポーツは変わらず登場し、カーシェアが加速しつつある現状でもハイエンド・ラグジュアリーカーは新型がデビューしている。
また、久しく続いているSUV人気は衰えず、より高性能かつ豪華なバリエーションが各メーカーから提案され、カーボンフリーが叫ばれる時代において本命と言われるバッテリーEVも珍しくなくなった。
こうした情勢を裏付けるように「GENROQ CAR OF THE YEAR 2021-2022(GOTY 2021-2022)」にノミネートされたモデルたちも多種済々。GENROQらしいスーパースポーツやアッパークラスのセダンはもちろん、ラグジュアリーSUVやバッテリーEV、クラシックな装いをもつライトウェイトモデルもエントリーした。詳細なインプレッションは是非とも誌面で確認していただきたいが、ここではノミネート車“12ベスト”を紹介したい。
富士スピードウェイ“On Race Track”
スポーツ性能を突き詰めると、もはや公道だけでは真価を測れないのは現代モデルの宿命。GENROQのホームサーキットである富士スピードウェイにノミネートモデルの中から5台を持ち込み、極限でのアジリティやハンドリング、レスポンスなど、錚々たる顔ぶれのモータージャーナリストたちが秘めたポテンシャルを確認する。
ENTRY.01:Chevrolet Corvette Covertible
ENTRY.02:BMW M4 Coupe Competeteion
ENTRY.03:Aston Martin Vantage F1 Edition
ENTRY.04:Jaguar F-Type R Coupe
ENTRY.05:Audi RS 4 Avant
アネスト岩田 ターンパイク箱根“On Winding Road”
極限のパフォーマンスを体験するステージに公道は不向きだが、ストリートモデルの本籍が一般公道であるのもまた事実。ストイックなサーキットドライブとは異なる楽しさを、国内有数のワインディングロードは提供してくれる。箱根を舞台に集った7モデルは、それぞれの得意分野を存分に発揮してクルマ趣味の奥深さを主張する。
ENTRY.06:McLaren 765 LT Spider
ENTRY.07:Porsche Taycan 4 Cross Tourismo
ENTRY.08:Morgan Plus Four
ENTRY.09:Mercedes-Benz S 400 d 4Matic
ENTRY.10:Toyota Land Cruiser GR Sport
ENTRY.11:Ferrari Portofino M
ENTRY.12:BMW Alpina B5
参加したモータージャーナリストは、大谷達也/塩見 智/島下泰久/清水和夫/高平高輝/田中哲也/山崎元裕/山田弘樹/吉田拓生/渡辺敏史といった第一線で活躍する論客(五十音順)。いずれも独自の個性をもつ12台のノミネートモデル、それぞれの評価はどうなったのか? その詳細は現在発売中のGENROQ 2022年3月号にてご確認いただきたい。
【掲載雑誌】
・GENROQ 2022年 3月号