プレイバック! 東京オートサロン2022【Hashimoto Corp.】

100年の歴史が支える日本のカーカルチャー 【Hashimoto Corp.:東京オートサロン2022】

東京オートサロン2022、橋本コーポレーションの出展ブース
国産車、輸入車問わず、あらゆるジャンルに対して一流パーツを供給する橋本コーポレーションらしいブースだった。話題のGR 86やGR ヤリスがいち早く登場するスピーディーさも魅力だ。
2年ぶりに開催された東京オートサロン2022。今回も魅力的かつ個性的なメイクスが多数出展され、クルマ趣味の多様性と可能性を存分にアピールしていた。ここでは会場で見かけた多くの出展から、GENROQ Webが厳選したモデルを紹介していく。

日本のモータリゼーションを支えてきた橋本コーポレーション

東京オートサロン2022、橋本コーポレーションの出展ブース
G82型BMW M4にはアクラポヴィッチのエキゾーストのほか、KWのV4サスペンション、コートナーのエアロパーツが装着された。彼らにとってブランドミックスはお手の物だ。

2023年に橋本コーポレーションは創業100周年を迎える。今では世界各国から一流のアフターパーツ、チューニングブランドを輸入するインポーターとして知られるが、彼らの原点にして今もなお脈々と続いているのは、地元・京都に根付いたタイヤ販売店という側面だ。タイヤ販売やその交換、自動車整備を通して、京都の人びとの生活を支え、そして日本におけるモータリゼーションの発展に貢献してきた。

今では取り扱うブランドは30以上。そのうちの代表格であるアクラポヴィッチのエキゾーストシステムや、ブレンボのブレーキシステムが強調されるようなかたちで、今年の東京オートサロンにも橋本コーポレーションの姿があった。2018年よりKWオートモーティブジャパンが現地法人として独立したことで、母体としては同じ橋本コーポレーションながら、ブースは明確に区分されている。

世界最高峰のブランドが寄り添う

東京オートサロン2022、橋本コーポレーションの出展ブース
リヤフロアを覆い尽くすアクラポヴィッチのエキゾーストシステムは、最高峰のチタニウム技術を誇示するかのように美しい仕上げ。カーボンディフューザーやテールパイプもアクラポヴィッチ製となる。

橋本コーポレーションのブースは、GR ヤリスやGR 86など話題の国産車を持ち前のパーツブランドで固めつつ、それと並列するようにG82型BMW M4が並んだ。アクラポヴィッチのスリップオンラインとエボリューションリンクパイプ、テールパイプ、さらにリヤカーボンディフューザーが強調されている。チタニウム成型技術を武器にして、世界最高峰のエキゾーストシステムとして認められるブランドだ。さらにボディを見ると、生まれて間もない新ブランド「Coutner(コートナー)」のエアロパーツをまとう。サスペンションはもちろんKWで、ストリート向けとしては最高峰のV4(バージョン4)だ。

世界最高峰のアフターパーツを選りすぐって日本に提案する橋本コーポレーションは、今ではそれらの製品群が全国各地のプロショップで手に入る環境が構築されている。さらに彼らの母体となる本社兼ファクトリーでも、高品質なサービスを展開するほか、一人ひとりの使い方や趣味趣向に合わせたアドバイスを受けることもできる。相談しやすい気さくなスタッフが、「より良いサービス」と「より良い商品」を提供することこそ、1世紀続く橋本コーポレーションの理念である。

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)

【関連リンク】
・橋本コーポレーション 公式サイト
https://www.h-c.co.jp/

ブリヂストンの東京オートサロン2022ブース。ニッサン Z GT500

非公開: 新型ZのGTカーやM4 クーペの走りを支えるブリヂストン。佐藤琢磨氏らによるトークコンテンツは必見! 【東京オートサロン2022】

「東京オートサロン2022」(2022年1月14日〜16日開催)におけるブリヂストンブースでは、プレミアムスポーツタイヤブランドのPOTENZA(ポテンザ)を中心に、レーシングカーからスポーツクーペ、ピュアEVまでバラエティに富んだ装着車両を展示。ラインナップの幅広さやプロダクトのポテンシャルの高さをアピールするとともに、錚々たるレース業界人によるトークコンテンツなどを発信した。

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