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Mercedes-AMG G 63
フロントとリヤのデザインを変更か
今回、スパイショットが撮影されたのはドイツのニュルブルクリンク。入念にカモフラージュが施された「メルセデスAMG G 63」のテスト仕様が露わになった。メルセデスAMGから発売されるGクラスのトップモデルは、Gクラスの標準仕様と同様に2023年モデルとして、2022年後半にデビューする予定となっている。
プロトタイプに装着されたカモフラージュから判断すると、おそらくフロントフェイスが変更されるはずだ。グリル形状は変わらないものの、新しいメッシュパターンが採用されると予想されている。また、リヤセクションも変更を受けるかもしれない。
プロトタイプはダッシュボードも偽装で覆われていたことから、インテリアにも何らかの変更が加えられる。現時点でGクラス以外のすべての現行メルセデスに搭載されている、メルセデスが誇るインフォテインメントシステム「MBUX」が追加されることが、最も重要なトピックとなる。
PHEV化ではなく、マイルドハイブリッドを搭載
現在、メルセデスAMG G 63は、最高出力577ps・最大トルク850Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載。メルセデスAMGは、4.0リッターV型8気筒にプラグインハイブリッドを組み合わせた「GT 63 S Eパフォーマンス」を投入した。しかしGクラスに関しては、プラグインハイブリッド化はまだ期待しない方が良さそうだ。
今回のフェイスリフトでは、先進的なPHEVシステムではなく、メルセデスの一部モデルで採用されているマイルドハイブリッドシステムが追加される可能性が高い。このシステムは21psの一時的なブーストを加えることができる電気モーターを備えている。また、GクラスにはフルEV仕様の投入も計画されており、こちらは2024年以降のデビューが予想されている。