フェラーリからの電撃移籍! ミハエル・ライターズが新CEOに就任

マクラーレン・オートモーティブのCEOに、元ポルシェとフェラーリを歴任したミハエル・ライターズが就任!

マクラーレン・オートモーティブの新CEO、ミハエル・ライターズ。
マクラーレン・オートモーティブの新CEOに就任した、ミハエル・ライターズ。
スーパースポーツカーブランドの有力株のひとつ、マクラーレンのトップが代わった。この業界に於いてライバル社からの引き抜きはしばしばあることとはいえ、真っ向勝負のライバルから直接の引き抜きは世界に衝撃を与えている。

新しいマクラーレンのトップは元フェラーリのCTO

スーパースポーツカーブランドのマクラーレンオートモーティブはミハエル・ライターズがCEOに就任すると発表した。ポルシェを経て、前職はフェラーリのCTO(チーフ・テクニカル・オフィサー)という電撃移籍である。前CEOのマイク・フルーイットは21年10月に辞任していた。

ミハエル・ライターズは「マクラーレン・オートモーティブの重要局面でCEOに就任するという、これほど興奮する瞬間はありません。すでにマクラーレンはもっともラグジュアリーなスーパースポーツカーブランドのひとつとして認知されており、さらなる成長を遂げて、顧客の皆様、従業員、ファン、パートナー企業と第2章を描くことを楽しみにしています」と述べた。

先日発表された296 GTBのこともCTOとして当然知り尽くしている。120度バンクの2.9リッターV6ツインターボにモーターを組み合わせたミッドシップスーパースポーツという、296 GTBと似た出自を持つアルトゥーラの国際試乗会を直前に控えて、衝撃的なニュースである。

ドイツ出身の50歳とまだまだ若い新リーダーの元でマクラーレンはいかなる戦略をとるのか? 新天地となるサリー州のMTC(マクラーレン・テクニカル・センター)での仕事ぶりが期待される。

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