Lamborghini Urus EVO

前後セクションに新デザインを採用

デビューが迫っているランボルギーニ ウルス EVOが、ドイツにおいてカムフラージュのない状態で撮影された。
2回目のマイナーチェンジとなるウルスは、モデルライフ後半に向けて、フロントとリヤのデザインを変更。エキゾーストシステムにも変更が加えられる可能性がある。

今やランボルギーニの屋台骨を支える基幹車種となったウルスは、2020年にマイナーチェンジを実施。デザインの小変更、縦列駐車モードに対応したパーキングアシストの変更、エクステリアカラーの追加、730Wアンプと17基のスピーカーからなる「Sensonum オーディオシステム」が新規オプションとして加わった。

現在、ランボルギーニは2022年後半に予定されている、ウルスのミッドサイクル・リフレッシュに向けた準備を進めている。4年目の変更は2年前よりも大規模で、先に「EVO」へと進化したウラカン同様、フロントセクションが改良を受け、新形状のグリルには新たに水平方向のエレメントが採用される予定だ。また、ヘッドライトとボンネットのデザインにも変更が加えられる。

撮影された車両のリヤセクションは、フェンダー後方にエアベントを設けた新形状のバンパーを装着。インテリアに関しては、装備も含めて様々な変更が加えられるはずだが、現時点でそのメニューは明らかになっていない。

2023年にハイブリッドモデルを追加か

デビューが迫っているランボルギーニ ウルス EVOが、ドイツにおいてカムフラージュのない状態で撮影された。
今回のマイナーチェンジでは、パワーユニットの変更は小規模になると見られている。ハイブリッドモデルは、2024年に追加される予定だ。

ウルスは最高出力650ps、最大トルク850Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載。このパワフルなパワーユニットに8速ATが組み合わせられ、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は305km/hと、スーパーSUVを名乗るに相応しいパフォーマンスを誇る。

今回のマイナーチェンジにある程度のインパクトを加えるため、少しではあるがエンジンパワーが増加する可能もあるようだ。併せて最高速度も若干向上するかもしれない。ハイパフォーマンス仕様が開発されている兆候もあるが、この件に関しては、続報を待つ必要がある。

ランボルギーニは将来的にウルスのフル電動化を計画しおり、現行モデルに関しては2024年にプラグインハイブリッドモデルが追加される。