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LEXUS IS500 F SPORT Performance
下山テストコースで鍛えられた走行性能
ISは1999年の初代モデルデビュー以降、コンパクトFRスポーツセダンとして「クルマを操る楽しさ」を追求してきた。運動性能の高さとスポーティなデザインが好評を博し、世界中で高い人気を保ち続けている。2020年11月に発売された現行ISは、2021年に日本国内で年間1万台以上を販売。テストトラック「Toyota Technical Center Shimoyama」で運動性能を鍛え上げるなど、レクサスが求める「Lexus Driving Signature」を追求した1台だ。
今回、現行ISにパワフルな5.0リッターV型8気筒ガソリンエンジンを搭載した「IS500」の日本導入が決まった。そして、先日発表されたRX500h F SPORT Performanceと同様に、従来のF SPORTパッケージに加えて、パワートレインを強化したパフォーマンスモデルとして「IS500 F SPORT Performance」を新規に設定した。
今回、日本に導入される「IS500 F SPORT Performance」は、最高出力354kW(481ps)・最大トルク535Nmを発揮する、5.0リッターV型8気筒自然吸気ガソリンエンジンを搭載。伸びやかでエモーショナルな加速、そしてNAらしい官能的なエンジンサウンドを徹底的に追求した。
加速性能やサウンドに拘った5.0リッターV8
シャシーに関してはAVSやEPSにチューニングを施し、リヤにパフォーマンスダンパーを追加。様々なドライビングシーンに応じて、優れた乗り心地と操縦安定性を実現した。さらにフロントに356mm、リヤに323mmの大径ブレーキーローターを採用することで、強力なパワーユニットに合わせた制動力も手にしている。
レクサス・インターナショナル製品企画担当の小林直樹は、IS500について次のようにコメントしている。
「IS500は、ISが持つ優れた操縦性や上質な乗り心地に加えて、パワーや官能的なサウンドを求めるお客様の期待に応えるべく、日本国内への導入を決めました。V8の魅力を最大限に引き出すため、下山テストコースで徹底的に走り込み、鍛え上げています」
「IS500はレクサスらしい上質な乗り心地を味わいながら、パワーと走りの質感の高さがもたらす大人のゆとりを楽しんで頂けるはずです。IS500でも拘った基本素性を鍛え上げることや、運転する楽しさを追求するクルマづくりは、今後のEV開発にも繋がっていきます。これからも是非ご期待ください」
「ファーストエディション」を先行販売
エクステリアデザインは、大排気量V8エンジンの存在を感じさせるボンネットフード造形に加えて、専用ブラック・ブレーキキャリパー、4連エキゾーストマフラーなど、力強さと迫力を際立たせる専用装備が採用されている。
IS500の日本国内導入にあたり、特別仕様車「IS500 F SPORT Performance First Edition」を500台抽選販売。抽選の申し込みは、8月25日から9月15日まで全国の販売店で受付けし、9月下旬から順次商談を開始する。また、IS500の通常モデルの販売に関しては、2022年冬以降に発表される予定だ。
【SPECIFICATIONS】
レクサス IS500 プロトタイプ
ボディサイズ:全長4760mm 全幅1840mm 全高1435mm
ホイールベース:2800mm
車両重量:1475kg
エンジン:5.0リッターV型8気筒
排気量:5000cc
最高出力:354kW(481ps)/7100rpm
最大トルク:535 Nm(54.5kgm)/4800rpm
トランスミッション:8速AT+パドルシフト
タイヤサイズ:前235/40R19、後265/35R19
【問い合わせ】
レクサス インフォメーションディスク
TEL 0800-500-5577
【関連リンク】
・レクサス 公式サイト