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NOVITEC MCLAREN 765LT SPIDER
最高出力855ps、最大トルク898Nmを発揮
マクラーレン 765LT スパイダーは、徹底的な軽量化やサーキット走行もこなすドライビングダイナミクス、そして最適化されたエアロダイナミクスなど、ロングテール(LT)の特徴備えたオープンエア・ハイパースポーツ。世界限定765台のみが製造される765LT スパイダーをベースに、ノビテックは得意のエンジンチューンを中心に様々なアップデートプログラムを展開する。
最高出力765ps、最大トルク800Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンをベースに、専用ECUマッピングを含む「ノビテック・Nトロニック・コントロール・モジュール」を装着。レベルに合わせて、3段階の出力向上メニューが用意された。
ノビテック・レース・ハイパフォーマンス・エキゾーストシステムと、セラミックコーティングされたターボインレット・パイプを装着した最もパワフルな仕様では、最高出力855ps(629kW)、最大トルク898Nmにまでスペックを引き上げることが可能。この仕様では0-100km加速が、2.8秒から2.5秒にまで短縮される。
ワイルドな90mm・クワッド・エキゾーストパイプ
ノビテックの高性能エキゾーストシステムは、パフォーマンスだけでなく、コクピットへとダイレクトに響く極上のサウンドを提供。すべてのタイプが完全な断熱構造になっており、エンジンベイ内の高温化を防ぐ効果も持つ。素材はステンレス製とF1でも使用されている軽量素材インコネルをラインアップする。
オプションの断熱材付きの100セル・スポーツ触媒や、純金製メッキ施すことによって、さらに効果を増すことも可能。エキゾーストパイプは視覚的にもワイルドな90mm・4本出しテールパイプがリヤセクションをレーシーに演出する。さらにカーボンファイバー製エンベライザーなども用意されている。
カーボンファイバー製大型リヤウイングを装着
エクステリアは、英国車らしいスリリングなフォルムに華やかさを加えながら、走行時のダウンフォースを大幅に向上させるネイキッドカーボンファイバー製ボディワークを開発。フロントセクションにはヘッドライトインサート、ボディサイドにはロッカーパネルと新たにエアインテークを追加した。リヤセクションには「N-LARGO」大型リヤウイングを装着した。
アメリカのホイールメーカー・ヴォッセ(Vossen)と共同開発した「MC3」軽量鍛造アロイホイールを装着。MC3はセンターロックと繊細な7ツインスポークにより、スポーティでありながらエレガントな雰囲気を足元に加えることができる。
写真のモデルはフロントに20インチ、リヤに21インチサイズを採用。カラーバリエーションは72色で、オプションでブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げから選択することができる。また、足まわりにノビテック・スポーツスプリングを装着することで、20mmのローダウンも可能だ。
自在なカスタマイズが可能なインテリア
これまでノビテックがリリースしてきたプログラム同様に、マクラーレン 765LT スパイダーでもインテリアの様々なカスタマイズが可能。カスタマーの好みに応じて、レザー、アルカンターラ、カーボンファイバーなど、カラーやマテリアルを組み合わせることで、ほぼ無限大のバリエーションを作り出すことができる。