「ケーニグセグ CC850」がデビュー! CC8Sのデビュー20周年を記念

50台完売の「ケーニグセグ CC850」が20台の増産を決定! 20年前のスーパースポーツ「CC8S」が現代に蘇る?【動画】

クエイルにおいてワールドプレミアされた「ケーニグセグ CC850」。あまりにも反響が大きく、急遽追加製造が決定された。
クエイルにおいてワールドプレミアされた「ケーニグセグ CC850」。あまりにも反響が大きく、急遽増産が決定された。
スウェーデンを拠点とするケーニグセグ・オートモーティブは、モントレー カーウイーク内で行われた「クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2022」において、新型ハイパースポーツ「CC850」をワールドプレミアした。しかしCC850の50台限定台数が発表前にソールドアウトしたことを受けて、ケーニグセグは20台の追加生産を決定した。

Koenigsegg CC850

2002年デビューのCC8Sをオマージュ

伝説的なハイパースポーツ「CC8S」を現代に蘇らせた「ケーニグセグ CC850」のインテリア。
ケーニグセグは、2002年に発売されたCC8Sを現代的に蘇らせた「CC850」をクエイル・モータースポーツ・ギャザリング2022で初公開した。CC8Sを思わせるクラシカルなコクピットが再現された。

ケーニグセグ CC850は、2002年に同社が発売したスーパースポーツ「CC8S」の20周年記念モデルとしてデビュー。最新世代シャシーをベースに、CC8Sのデザインを現代的に蘇らせた。

最高出力1385ps、最大トルク141kgmを発揮する5.0リッターV型8気筒ツインターボ・ガソリンエンジンをミッドに搭載。フライホイールを搭載していないため、抜群のスロットルレスポンスを誇るという。さらに、車両重量はわずか1385kgに抑えられており、CC8Sを大きく上回る走行性能が期待されている。

CC8Sはわずか50台のみ限定生産され、クエイル・モータースポーツ・ギャザリングでの発表時点では、生産枠すべてがソールドアウトした。

あまりに大きな反響を受けて追加製造を決定

伝説的なハイパースポーツ「CC8S」を現代に蘇らせた「ケーニグセグ CC850」のエクステリア。
CC850への反響はケーニグセグの予想を遥かに超えており、購入者への聞き取り後に20台の追加製造が決まった。

CC850の生産予定枠があまりにも早く埋まってしまったことを受けて、ケーニグセグは増産を検討。CC850を早期予約したカスタマーや販売店などに、需要に合わせた追加生産を相談した結果、ポジティブなリアクションを得たという。

これを受けて、当初の50台に加え、さらに20台の追加生産枠が決まった。最初の50台は発表時期が創業者であるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ会長の50歳の誕生日に近かったことを受けたもの、追加の20台に関しては、CC8S生産開始20周年を記念して決定された。

クリスチャン・フォン・ケーニグセグ会長は、CC850の追加生産について次のように説明している。

「CC850への反響はまさに圧倒的でした。当初の50台に加えて、20台を追加生産したとしても、正直まだ需要には遠く及びません。ただ、多くケーニグセグ・ファンに購入の機会を開くことに加えて、ごく少数ですが新しいオーナーも迎え入れることができるでしょう」

「CC850は、私たちのルーツと先進的なメカニズム、他者とは一線を画したタイムレスなデザインを融合させることで、愛好家やファンの方々の心を打ったのは明らかです。私たちはこの反響に対して、謙虚に感謝し、期待以上の車両を提供できるよう全力を尽くします」

ケーニグセグ CC850を動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…