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Jeep Avenger 4×4 Concept
オフロード走行を無音で楽しめる
ジープ最小となるBセグメントBEV「アベンジャー」をベースとする、BEVコンセプトカー「アベンジャー4×4コンセプト」が発表された。コンパクトなボディにデザイン、機能、革新性を融合させたと謳う。
4×4コンセプトのエクステリアは牽引フック、幅広のバンパーとワイドトラック、大きく露出したアグレッシブなタイヤが特徴だ。最低地上高は200mm超で、アプローチアングル21度、デパーチャーアングル34度、ランプブレークオーバーアングル20度と良好な数値を誇る。フロントバンパーの強化樹脂パーツには、夜間の視認性を向上させる追加ライトが内蔵される。
4xeラインナップにはいつ?
電動化でジープならではの悪路走破性能をさらに高めたアベンジャー4×4コンセプトは、ほぼ完全に無音で走行し、さらに充実したオフロード機能で楽しく自由に運転できると謳う。なおベースとなるアベンジャーはFWDモデルで最高出力115kW(156ps)、最大トルク260Nmの第2世代400Vモーターを搭載し、54kWhのバッテリー容量で400kmの航続距離(WLTP)を走るという。4×4が市販された場合、出力向上する一方で航続距離は短くなるだろう。
アベンジャー4×4コンセプトは軽量ルーフキャリアシステムを搭載する。ベルトシステムを使用し、荷物をルーフ上で圧縮することで固定し、さらに傷防止保護を備える。
そのほかボンネットには反射防止ステッカー、グリルにはアンチスクラッチ処理が施され、オフロードを運転する際の安心感をさらに高めるという。人目を引き、楽しく、ユニークなニューカマーの4×4コンセプトBEV。
新しい世界を切り拓く小さなジープ?
ジープブランドCEOのクリスチャン・ムニエは次のように述べた。「アベンジャーはたしかに電動FWDモデルです。でも最初からジープとして設計されており、すでにジープブランドとしてクラス最高の様々な機能を提供しています」
「しかし、ジープブランドとしてそれらユニークなデザインと機能そして個性を維持しつつ、電動化された四輪駆動をコンパクトなパッケージに注入するとどうなるでしょう?」そして、こう述べて締めくくった。「ジープはゼロ・エミッション・フリーダムの使命を達成するための道を歩み続けます」