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マシンもスーツも新カラーリングを採用
2023年シーズンのSuperGTに参戦するBMW TEAM Studie「M3 GT3」が展示され、新カラーリングがお披露目された。マシン後部には新型M2のプロトタイプで採用されていたサイケデリックな迷彩柄が採用された大胆なリバリーだ。それにあわせてレーシングスーツもマシン同様の迷彩柄となり、全身を覆うド派手なデザインとなった。
BMW TEAM Studieチーム代表でもある鈴木康昭監督の紹介でドライバーも3名発表された。
AドライバーにはゲンロクWebでもおなじみの荒聖治を起用。昨年のスーパーGT第3戦鈴鹿サーキットでM3 GT3にさっそく優勝をもたらした。「チーム加入8年目でようやく鈴木監督に優勝をプレゼントできました」と語り、「速さ、気持ちよさ、カッコ良さをすべて併せ持つ」とべた褒めするM3 GT3によって今年もさらなる活躍を誓った。
「Zの柳田」あらため「Mの柳田」に
Bドライバーはブルーノ・スペングラーの加入が発表された。2012年のDTMチャンピオンでもあるBMWワークスドライバーだ。雪景色の欧州からビデオメッセージでスーパーGTへの意気込みを語った。
Cドライバーには柳田正孝。GT300(2003年、2010年)、GT500(2011〜12年)で4度チャンピオンを獲得した名手だ。昨年の鈴鹿戦ではライバルチームとして競ったことでM3 GT3の速さを確信しているという。荒聖治とは2006年に組んだこともあり、久々のチームメイトとなる。「Zの柳田」も今年は「Mの柳田」になることを宣言していた。
今シーズンはレースクイーンも1名増えて4名体制となった。才川智子、朝比奈果歩、新木みおの3人に今年は岡田夏芽が加わり、人もマシンも昨年以上の活躍が期待できそうだ。2023年のスーパーGTはBMW TEAM Studieに注目したい。