2023年最初のBMWリモート・ソフトウェア・アップグレード実施

「対象となるBMWは470万台」無線ソフトウェア・アップデートで様々な機能がアップグレード【動画】

2019年以降に販売されたBMW製モデルは、様々な機能を向上させるため、年に数回無償の無線アップデートが行われている。
2019年以降に販売されたBMW製モデルは、様々な機能を向上させるため、年に数回無償の無線アップデートが行われている。
BMWグループは「iDriveオペレーティングシステム7/8」を搭載した車両に向けた、2023年1回目のソフトウェア更新を発表した。2019年以降、BMWはインフォテインメントシステム、ドライバーアシスタンス、快適性や安全性などの向上するため「リモート・ソフトウェア・アップグレード」を年に数回、無料で提供している。

470万台のBMWモデルの機能をアップグレード

2023年1回目のリモート・ソフトウェア・アップグレードは、BMWデジタルキーの機能向上やリモート・コントロール・パーキング機能の導入など、多岐にわたる。
2023年1回目のリモート・ソフトウェア・アップグレードは、BMWデジタルキーの機能向上やリモート・コントロール・パーキング機能の導入など、多岐にわたる。

今回のリモート・ソフトウェア・アップグレードは、470万台のBMW製車両が対象となる。アップデートのメニューは、以下のように多岐にわたる。

「BMWデジタル・ビークル・アクセス」のアップデートにより、初めてiPhoneとAndroidスマートフォンの間で、BMWデジタルキーを共有することができるようになった。また、スマートフォンを介して共有されたBMWデジタルキーは、アクティベーションコードを入力することで、車両内で簡単なアクティベート(認証)も可能になった。

近日実施されるリモート・ソフトウェア・アップグレードでは、一部の国と車両にリモート・コントロール・パーキング機能が導入される予定。この機能により、「My BMW」アプリを使用して車外からリモートコントロールで駐車が可能になる。半径6m以内であれば、縦方向にも横方向にも駐車することができるという。

BMW iXのカスタマーは「My BMW」アプリを通じて充電の停止と充電ケーブルロックの解除を行うことが可能になった。 iX/2シリーズ アクティブツアラー/X1(オプションのパーキング・アシスタント付モデル)は、トレーラー連結時に後退する際、アクティブ・ステアリング・アシストを使用できるようになる。2022年に製造された7シリーズとX1など、一部の車両はリモート・ソフトウェア・アップグレード後、新たなグラフィックの「デジタルアート」が導入される。

動画によるソフトウェア更新方法も公開

BMWは公式Youtubeチャンネルに、「リモート・ソフトウェア・アップグレード」の使用方法を紹介した動画を公開。こちらの動画は日本語にも対応している。
BMWは公式Youtubeチャンネルに、「リモート・ソフトウェア・アップグレード」の使用方法を紹介した動画を公開。こちらの動画は日本語にも対応している。

リモート・ソフトウェア・アップグレードは、BMWオペレーティング・システム7/8を搭載する、ほぼすべてのBMW製モデルで利用が可能。ユーザーは設定メニューの「リモート・ソフトウェア・アップグレード」でソフトウェアの更新状況を確認し、利用可能なアップグレードを検索することもできる。

アップグレード、サービス、機能の利用範囲は、それぞれの国のモデル/装備/ソフトウェアのバージョンによって異なるため、居住地のBMW公式ウェブサイトでの確認が必要とのこと。

リモート・ソフトウェア・アップグレード使用方法を動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…