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Hennessey H700 Corvette C8 Stingray
自然吸気エンジンにスーパーチャージャーを装着
8代目シボレー コルベット C8 スティングレイ クーペは、ミッドマウントされた6.2リッターV型8気筒「LT2」自然吸気ガソリンエンジンを搭載。ノーマルの状態では最高出力496PS、最大トルク630Nmを発揮する。
アメリカ製スポーツカーを象徴するスモールブロックV8のポテンシャルを引き出すため、ヘネシーのエンジニアリングチームは、高流量遠心式スーパーチャージャー、インタークーラー付きエアインダクションシステムを搭載。さらに強化型キャットバック・エキゾーストの装着により、抜群のサウンドを楽しむこともできる。
これに、最新の高性能エンジンソフトウエアを組み込むことで完成した「H700 コルベット C8 スティングレイ」は、最高出力717PS、最大トルク865Nmという強大なスペックを実現し、ベースモデル比で44%の出力アップと37%のトルクアップを達成。現行コルベットのフラッグシップモデル「Z06」の5.5リッターV型8気筒「LT6」自然吸気エンジンのスペックを大きく上回ることになった。
Z06を大きく上回るスーパースポーツが完成
ヘネシー・パフォーマンスの創業者兼CEO、ジョン・ヘネシーは、H700 コルベット C8 スティングレイについて次のようにコメントした。
「コルベット C8 スティングレイはノーマルの時点で並外れたスポーツカーですが、シボレーはV8エンジンに性能アップの余地を残していました。今回、ヘネシーが開発したエキサイティングな『H700』スーパーチャージャーパッケージは、8速DCTとシームレスに統合されています」
「また、オプションのエキゾーストアップグレードにより、純正よりもはるかにアグレッシブなサウンドを奏でるのです。パワーとトルクがZ06を大きく上回ることを考えると、H700は間違いなく世界で最も価値のあるハイパフォーマンススーパースポーツになったと言えるでしょう」
スーパーチャージャーのみのパッケージも用意
「H700 コルベット C8 スティングレイ アップグレード・パッケージ」は、スーパーチャージャー、インタークーラー、エンジンチューン、軽量アロイホイール、キャットバックエキゾースト、専用グラフィックを含み、4万9950ドル(約660万円)というプライスタグが付けられた。
19インチ/20インチ・アロイホイールは、ブラッシュド・アルミニウム、サテンブラック、グラファイト仕上げからチョイスが可能。ヘネシーヘリテージ・リバリーは、ブルー、ホワイト、ブラック、シルバー、レッドが用意されている。
また、スーパーチャージャーのアップグレードと保証のみを含む「パワーオンリー・パッケージ」は、3万4950ドル(約460万円)で提供される。すべてのパッケージには「Hennessey」「H700」の専用バッジとシリアルナンバー入りのプレートが付属する。