【スクープ!】新型MINI カントリーマンは2023年中のデビューか

【スクープ!】新型「MINI カントリーマン」はPHEVを含む豊富なパワートレインを導入?

厳重なカモフラージュラッピングが施された状態で、寒冷地テストを続ける「MINI カントリーマン」。
日本でもMINI クロスオーバーとして高い人気を誇る「MINI カントリーマン」の次期型が、厳重なカモフラージュを施した状態で寒冷地テストを行った。
現在、3代目MINI カントリーマン(日本名「MINI クロスオーバー」)の開発が続けられている。新型カントリーマンのプロトタイプは厳重な偽装カモフラージュが施された状態で昨年から目撃されているが、今回は寒冷地テストを行う様子が撮影された。

MINI Countryman

ボクシーな2ボックススタイルをキープ

厳重なカモフラージュラッピングが施された状態で、寒冷地テストを続ける「MINI カントリーマン」。
厳重なカモフラージュが施されているものの、現行モデルによく似たボクシーな2ボックスが採用された新型「MINI カントリーマン」。

現行MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)は、2017年から販売をスタート。ガソリンとディーゼルの内燃機関モデルに加え、1.3リッター直列3気筒ガソリンターボに電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様「クーパー S E ALL4」もラインアップしている。

今回、撮影に成功した次期カントリーマンのプロトタイプは、イエローのラッピングに細かい幾何学模様のカモフラージュが施され、そのフォルムを厳重に隠した状態で雪道でのテストを行っていた。そのため、デザインディテールは読み取れないものの、ボクシーな2ボックススタイル現行モデルから引き継いでいることが分かる。ただ、ライトが点灯された状態で撮影されたため、どのようなヘッドライトレイアウトになるかは、不明なままだ。

2022年2月に撮影されたスパイショットでは、インテリアが撮影されており、ステアリングホイールの奥に現行型にも搭載されている楕円形デジタル・インストゥルメントスクリーンが搭載されていた。ダッシュボードには、インフォテインメント用大型円形センタースクリーンが搭載される。

現行モデル同様に幅広いパワーユニットを展開

厳重なカモフラージュラッピングが施された状態で、寒冷地テストを続ける「MINI カントリーマン」。
写真のモデルはエキゾーストパイプが見当たらないが、フル電動モデルではない模様。新型X1とプラットフォームを共用する次期カントリーマンは、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドと幅広いパワーユニットの選択肢が用意される。

搭載されるパワートレインに関しては、依然とした不明な点が多い。今回撮影されたプロトタイプのバンパーは、以前撮影されたテスト車両とは異なり、エキゾーストパイプ用の切れ込みが見当たらない。ただ、フル電動モデルであることを証明する「Electric Vehicle」のステッカーが見当たらないことから、フルEVとして開発されている「エースマン」ではないようだ。

様々な情報ソースから考察すると、新型カントリーマンは、現行モデルと同様、様々なパワーユニットを揃えて登場する可能性が高い。新型BMW X1でも採用された「FAARプラットフォーム」をベースに開発されており、いくつかのパワートレインを共有すると見られている。

現行モデル同様、プラグインハイブリッド仕様も用意されており、X1と同様に1.5リッター直列3気筒ガソリンに電動モーターが組み合わせられ、最高システム出力330PSを発揮。EVモードでの航続距離は最大88kmが予想されている。

厳重なカモフラージュを施されているものの、すでに新型カントリーマンの完成度は高く、2024年モデルとして2023年中にもワールドプレミアされるはずだ。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…