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Mercedes-Benz GLA
新形状ヘッドライトとグリルを導入
メルセデス・ベンツは、2019年末に発表された現行「GLA」に初のフェイスリフトを実施。エクステリアは、垂直ルーバーと水平フィンを組み合わせた新デザインのラジエーターグリルを導入し、より力強いキャラクターを手にした。アンダーライド・プロテクションを採用した前後バンパーは、GLAのオフロード性能をアピールする。
全モデルに標準装備される「LEDハイパフォーマンス・ヘッドライト」と「LEDリヤライト」は、よりモダンなライトシグネチャーへと変更。ボディカラーには新色の「スペクトラルブルー」が追加され、ホイールも4種類の新デザインが登場した。
今回のフェイスリフトに合わせて標準装備を大幅に拡充し、ハイビームアシスト、バックアップカメラ、USBパッケージを前モデルに搭載。プログレッシブ・イクイップメントには、ここにパーキングパッケージとミラーパッケージが追加される。
プラグインハイブリッド・パワートレインを搭載するトップモデルの「GLA 250 e」は、高電圧バッテリーの使用エネルギー量が増加したことで、フル電動モードでの走行距離が延伸。電気モーター単体の出力は5kW増加し、80kWとなった。
2基のディスプレイを配置したコクピット
大幅に刷新されたインテリアは、それぞれ独立した7インチ・インストルメント・クラスターと10.25インチ・マルチメディアスクリーンを標準装備。オプションで10.25インチのワイドスクリーン・ディスプレイを2基配置することもできる。本革製ステアリングホイールは標準装備。オプションでイミテーションレザーの「ARTICO」製も用意された。また、AMGラインには、ステアリングホイールにリムにヒーターを装備することも可能だ。
今回の改良新型から、新デザインのコンフォートシートを標準装備。標準はブラックの「ARTICO」と立体エンボス加工付きファブリックの組み合わせとなり、オプションでトレンドカラーのサージュグレーを選ぶことができる。プログレッシブ・イクイップメントには、ブラック、マキアート・ベージュ、サージュグレーの3色のインテリアカラーも用意された。
最新世代のインフォメントシステム「MBUX」は、表示スタイルを刷新。「Classic」はドライバーに必要な情報を提供し、「Sporty」はダイナミックなレブカウンターを印象的に配置する。ナビゲーション、アシスタンス、サービスの3モードと、10色のアンビエントライトを組み合わせることで、個性的な室内を演出することが可能だ。また、新機能として「Apple CarPlay」と「Android Auto」を介して、スマートフォンをワイヤレスで接続できるようになった。