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Chevrolet Camaro
後継モデルの登場も予告
現行「カマロ」は、クーペとソフトトップ・コンバーチブルの2モデルを展開。第6世代では「カマロ SS」にマグネティックライド・コントロールを搭載したほか、初めて全グレードにサーキット指向の「1LEパッケージ」が導入された。
最高出力659PSを誇る「カマロ ZL1 1LE」はサーキット走行にも対応した究極のモデルとなり、GMのミルフォード・プルービング・グラウンド(ミシガン州)にあるミルフォード・ロードコースでカマロ史上最速のタイムを記録。また、モータースポーツにおいても、世界各地のサーキットでの輝かしい戦歴やチャンピオンシップの獲得など、過酷な環境においてその性能を証明している。
グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベルは、カマロの生産終了について次のようにコメントした。
「私たちは今、現行モデルの『カマロ』に別れを告げるにあたり、お客様、組み立てラインの従業員、そしてレースファンの皆様へ、言葉では言い表せないほど感謝しています。すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありません。どうぞ安心してください」
生産終了後もカマロでのレース活動は継続
シボレーは、北米において2024年型「カマロRS」と「カマロSS」、限定販売される「ZL1」にコレクターズ・エディション・パッケージを追加設定する。コレクターズ・エディション・パッケージはカマロへのオマージュとして開発されており、特にプログラムの最初のコードネームである「パンサー」など、1960年代の初代「カマロ」の開発にまでさかのぼる“ストーリー”が再現されているという。
2024年型カマロのラインアップとコレクターズ・エディション・パッケージの詳細は、2023年夏の受注開始前に公開する予定となっている。
シボレーは、第6世代カマロでNASCAR、IMSA、SRO、NHRA、スーパーカーズ選手権などさまざまなレースに参戦中だが、今後もカマロでのモータースポーツ活動を継続するとシボレーは明言した。
米国シボレーのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当バイスプレジデントのジム・キャンベルは、「シボレーの製品とお客様と私たちの関係は、モータースポーツからの恩恵を受けています。モータースポーツの最高峰で競い合い、勝ち続けることが私たちの計画です」とコメントしている。