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モロッコの景勝地を巡るドライブツアー
2023年3月、フェラーリが展開する公式ドライブツアー「カヴァルケード」が、アフリカ大陸北岸のモロッコを舞台に開催。今回のロングツアーには、ラ フェラーリ、ラ フェラーリ アペルタ、モンツァ SP1、モンツァ SP2、デイトナ、F50、P540 スーパーファスト アペルタなどの貴重なワンオフモデルを含む、80台ものフェラーリが参加した。
地中海を挟んでヨーロッパと対峙するモロッコには数多くの文化遺産や景勝地が存在する。参加者は迷路のような古都「マラケシュ(Marrakesh)」を起点に、ユネスコ世界遺産に登録されている泥の集落「アイット=ベン=ハドゥ(Ait-Ben-Haddou)」、海を見下ろす白い要塞都市「エッサウィラ(Essaouira)」、ベルベル人の小さな村「トゥルエ(Telouet)」を訪れ、最後にマラケシュのジャマ・エル・フナ広場でパレードランを実施した。
モロッコの児童のためのオークションも実施
カヴェルケード開催中の3月16日、フェラーリの最新モデル「ローマ スパイダー」の初披露が、マラケシュの宮殿跡「パレス・エル・バディ」で行われたエクスクルーシブイベントで行われている。
3月18日には、同じパレス・エル・バディでガラディナーを開催。ディナーの最後にはチャリティオークションも行われ、フェラーリの非売品グッズ、コルソ・ピロタ・クラシケへの参加権、マラネロのスクーデリア・フェラーリのファクトリーから2023年のF1グランプリを生観戦する権利などが、次々と落札された。
このオークションの収益は、就学前教育を推進する非営利団体FMPSへと全額寄付され、モロッコの子どもたちの教育に役立てられることになっている。