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LEXUS RZ450e First Edition
BEV専用「e-TNGA」採用
2019年、ブランドとしての電動化ビジョン「LEXUS ELECTRIFIED」を掲げ、ハイブリッド/プラグインハイブリッドなどの電動モデルを相次いで投入したレクサス。カスタマーや市場の多様なニーズに応えながら、カーボンニュートラル実現を目指し、レクサスらしい運転する喜びを体現することを目指してきたが、今回、レクサス初となるBEV専用モデルとして新型RZを発売した。
RZは電動化技術がもたらすレクサスらしいデザインや走行性能を実現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデルとして登場。トヨタがスバルと共同開発した「bZ4X」同様にBEV専用プラットフォーム「e-TNGA」採用に加え、バッテリーやモーターの最適配置による理想的なバランスや、軽量かつ高剛性なボディの採用により、車両の基本性能を大幅に進化させている。
エクステリアデザインは、BEVならではのシームレスな加速感とトルキーな躍動感を表現。レクサスを象徴するスピンドルグリルも、内燃機関の冷却などの必要がないため、BEVの機能的な進化や更なる空力性能向上を目指して、「スピンドルボディ」という塊感のあるボディ一体造形とした。レクサスらしい独自性を表現することで、新たなデザインの方向性とBEVらしさを両立している。
SDGsやサステナブルにこだわった室内
SDGsやサステナブルなモビリティを中心に考え、素材や装飾によるラグジュアリーな演出に頼らない、感性に響く空間づくりにこだわったインテリアを採用。機能的本質を追求したシンプルな設えの中に、モノづくりの細やかさや上質さを感じられる空間を実現している。
開放的な空間づくりに寄与するワイドなパノラマルーフや、レクサスとしては初採用となった輻射熱ヒーターを含め、空調の協調制御による高効率な暖房システムが、快適な室内空間を提供する。
リヤシート後方のラゲージルームは容量522リットル。後席を倒さずに、9.5インチゴルフバッグならば3個、スーツケースであれば110リットルと97リットルを1個ずつ搭載することが可能。さらにデッキサイドにはアクセサリーコンセントをひとつ設置し、幅広い場面での利便性を高めている。
ハイブリッド開発で培った技術を積極投入
今回、電動化技術を活用した4輪駆動力システム「DIRECT4」や、ドライバーの意図に忠実な車両コントロールを可能にしたステアリング制御やステアバイワイヤシステムを採用。より人とクルマが一体となった、気持ちの良いドライビングフィールを味わうことができる。
専用プラットフォームの良さを最大限に引き出すシステムを開発し、BEV専用大容量バッテリーや、シリコンカーバド・パワー半導体素子をインバーターに採用。ハイブリッドシステム開発で培った、低損失化技術を織り込むことで、最大航続距離は494kmが確保されている。
電池昇温システムの搭載やバッテリー制御技術の向上により、RZは世界トップクラスのバッテリー容量維持率(10年後90%以上)の確保を目標に掲げており、カスタマーは長く安心して電気自動車を使うことができる。
さらに、電動モデルでありながらも、ドライバーへクルマの状態変化を自然に伝える“音作り”を追求。これらの作り込みをレクサスの新たな開発拠点となるTTCS(Toyota Technical Center Shimoyama)で行い、レクサスならではの走りの味「Lexus Driving Signature」を大きく進化させている。
専用装備を纏った「First Edition」を導入
レクサス初のBEV専用モデル「RZ」の発売を記念し、特別仕様車「RZ450e First Edition」を、全国500台限定で導入する。特別仕様車専用の配色を施したバイトーンのボディカラー2種類(ソニックカッパー&ブラック/イーサーメタリック&ブラック)をはじめ、足元には四隅に配置された大径タイヤを強調する専用ブラックペイント・ホイールを装着。
インテリアは、ステアリングホイールに特別仕様車専用印字を配し、センターコンソールに専用の「RZ450e FirstEdition」プレートを装着。オラージュとブラックの専用カラー配色により、通常モデルとは異なる特別感のあるカラーコーディネートが採用されている。
車両本体価格(税込)
RZ450e “version L”(AWD):880万円
RZ450e “First Edition”(AWD):940万円
【問い合わせ】
レクサス インフォメーションディスク
TEL 0800-500-5577
【関連リンク】
・レクサス IS公式サイト