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Audi A3 Sportback
小規模ながらエクステリアをアップデート
2020年3月に発表された現行A3は、スポーツバック(5ドアハッチバック)とセダンをラインアップする。今回撮影されたテスト車両は現行モデルから大きな変更がないようにも見えるが、フロントセクションはコーナーエアベントの形状が変更されている模様。さらに、リヤに関しては、バンパー形状が変更を受けているようにも見える。
グリルは引き続きヘキサゴナルタイプのメッシュパターンを採用。カモフラージュラップで隠されているが、アウディのフォーリングス・ロゴは、アッパーグリルから突き出るように配置。ヘッドライト形状に変更はないが、ライト内のレイアウトは最新のグラフィックに更新されるだろう。
インテリアは、現時点で詳細な写真が撮影されていないため、デザイン変更が施されているかは不明。ただ、ウインドウ越しに見る限り、現行から大きく変わらない模様だ。もちろん、ディスプレイのサイズやインフォメント・システムはアップデートされる可能性がある。
2023年後半から2024年にかけてデビューか
現時点で搭載されるパワートレインが変更されるかどうか、明らかになっていない。2027年にフルモデルチェンジされる5代目A3は、バッテリーEV(BEV)として投入予定。この新型BEVは、フォルクスワーゲン・グループの共通電動アーキテクチャ「SSP(スケーラブル・システム・プラットフォーム)」をベースに開発される。
フルモデルチェンジの時期を考えると、今回撮影されたフェイスリフト仕様の導入は2023年後半から、2024年にかけてとなるだろう。A3だけでなく、S3、RS3も同様にフェイスリフトが実施されるが、アウディはハイパフォーマンスモデルの投入時期をずらす傾向にあるため、少し遅れてデビューする見込みだ。