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MINI Concept Aceman
コンセプト エースマンのコクピットに登場
MINIブランドのマスコットドッグとして活躍してきた「スパイク」が、デジタルワールドで生まれ変わった。イングリッシュ・ブルドッグのスパイクは、将来投入されるMINIモデルにおいて、操作方法などを案内するデジタルキャラクターとして、コネクティビティ・システムに導入される。
2001年のモダンMINIのデビュー以来、ブルドッグのスパイクは、小さいながらも力強い体格、英国の伝統、そして愛らしいキャラクターなど、ブランドを象徴する公式マスコットとして高い人気を集めてきた。
今回、デジタル化されたスパイクは、MINIのフル電動クロスオーバー「コンセプト エースマン」に搭載され、4月18~27日に中国・上海で開催される「上海モーターショー」での公開が決まった。また、MINIブースでは、来場者を迎えるアートトイとしてもスパイクが登場。アートトイはポップカルチャーの一種で、玩具と彫刻の要素を組み合わせた芸術作品となる。
MINIデザイン・チームが新たにデザイン
上海で公開される「MINI コンセプト エースマン」のコクピットに新たに導入された「スパイク・モード」では、スパイクがOLED円形センターディスプレイとダッシュボードを元気に飛び回る。MINIブースでは、スパイクが車内でどんな活躍を見せるのか、実際に体験できるという。
今回、MINIデザイン・チームは、スパイクを初期スケッチからデザインし直すことになった。デジタル化だけでなく、さらに愛らしいアートトイも完成した。MINIデザインの責任者を務めるオリバー・ハイルマーは、スパイクのデジタル化について次のように説明した。
「MINIはいつだって感動と驚くべき体験の代名詞的な存在です。 だからこそ、私たちは今、スパイクをデジタルキャラクターとして、未来へと送り出すことに決めました。スパイクは単なるデザインではなく、ユーザー体験をサポートするキャラクターとして活躍するのです」