【オートモビルカウンシル2023】シングルシータースポーツカー「BACモノR」の実車を見るチャンス

「車重わずか555kg」公道を走れるフォーミュラカー「BACモノR」がついに日本上陸

BAC東京の展示車両は深いパープルカラーのカーボンファイバー製カウルが印象的なビスポーク仕様で、価格は5806万6800円となっている。
BAC東京の展示車両は深いパープルカラーのカーボンファイバー製カウルが印象的なビスポーク仕様で、価格は5806万6800円となっている。
ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)のシングルシータースポーツカー「モノR」が、千葉・幕張で現在開催中の「オートモビルカウンシル2023」で、日本上陸を果たした。まるでフォーミュラカーのような姿だが、公道を走行可能な仕様である。

BAC Mono R

公道走行可能なシングルシータースーパーカー

英国・リバプール工場において製造された2台の日本向け「Mono R(モノR)」が、日本初公開された。英国製オーダーメイド車両を専門に扱う「ベスポーク オートモーティブ(Bespoke Automotive)」の「BAC東京」と「永三MOTORS」がオープンする「BAC福岡」がそれぞれ用意した車両で、2台のモノRは現在、千葉・幕張で開催中のオートモビルカウンシル2023(会期:4月13〜15日)で展示されている。

車両重量はわずか555kgで、最高出力348PSを発揮する2.5リッター直4自然吸気エンジンを搭載する「モノR」のパワーウェイトレシオは驚異的な1.59kg/PSとなる。強力なエンジンにはXトラック社製の6速シーケンシャルギアボックスが組み合わされる。ローンチコントロールが可能な電子制御クラッチが備わるという。

APレーシングのフォーミュラカー用ブレーキシステムや、剥き出しのサスペンションアームはフォーミュラカーのようだが、れっきとしたロードリーガルカーである。ちなみにブレーキの前後バランスは本物のフォーミュラカー同様にコクピットから調整可能だという。

価格は約4800万円から

2台の展示車両は微妙に仕様が異なり、BAC東京の展示車両は深いパープルカラーのカーボンファイバー製カウルが印象的なビスポーク仕様で、BAC福岡の展示車両はBACを象徴するパールホワイトメタリックが美しい仕様となっている。価格は前者が5806万6800円、後者が4798万6400円となっている。なお、2台のモノRは、東京と福岡のBACショールームでそれぞれ展示される予定だ。

【関連リンク】
・ベスポーク オートモーティブ公式サイト

・永三MOTORS公式サイト

ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)は、新たなショールームを、東京、福岡、台北にオープンする。

シングルシータースーパースポーツ「ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)」が東京、福岡、台北に新ショールーム

ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)は、アジアに販売拠点を3つオープンすると発表した。日本に「BAC東京」と「BAC福岡」を、台湾に「BAC台湾」を立ち上げることで、BACの世界の販売拠点は46に拡大する。

サウジアラビアGPが行われたジッダ市街地コースで、そのパフォーマンスをアピールした「BAC Mono R」。

非公開: F1サウジアラビアGPにナンバー付きシングルシーターの「BAC Mono R」が登場して猛烈アピール【動画】

3月17〜19日かけてサウジアラビアのジッダ市街地コースで開催されたF1サウジアラビアGPにおいて、ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)は、同社のシングルシーター・スーパースポーツ「Mono R」を初披露した。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…