目次
Ferrari 296 GT3
2023年シーズンから本格デビュー
第2戦「ニメックス DMV4時間レース」から2週間、3台のフェラーリ 296 GT3がニュルブルクリンク・ノルドシュライフェに帰ってきた。今シーズンから本格投入されたフェラーリのカスタマー向けレーシングカーは、前戦では、フリッカデリ・レーシング・チームの30号車のみが4時間のレースを走り切っている。
2022年に488 GT3の後継モデルとして発表された296 GT3は、2023年に実戦デビューを果たした。ベースとなった市販仕様の296 GTBはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載するが、GT3規程に則って開発された296 GT3はPHEVシステムは未搭載。3.0リッターV型6気筒直噴ガソリンターボエンジンを、リヤミッドに搭載する。
3台の296 GT3が4時間のレースを走行
今回のNLS 第3戦「アデナウアADACルントシュトレッケン・トロフィー」、30号車は開幕戦で296 GT3をドライブしてプロクラスで準優勝したデイビッド・ピタードが、フェリペ・フェルナンデス・レーザーとコンビを組んで参戦。リナデル・レーシングの22号車はレナード・ワイス、インディ・ドンジェ、ダニエル・ケイルヴィッツ、レーシング・ワンの19号車はクリスチャン・コールハース、ステファン・オスト、ジョディ・ファニンが、それぞれドライブする。
アデナウア ADAC ルントシュトレッケン・トロフィーの予選は、4月15日の8時30分(日本時間15時30分)に開始。ノルドシュライフェを舞台に4時間を走行する決勝レースは、同日の12時(日本時間19時)にスタートする。
記事が選択されていません