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フェラリスタにとってホームのようなショールーム
新ショールームは、コーンズ・モータースの親会社「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」が竣工した、11階建て新本社ビル内の1階と3階に入る。フェラーリ・ショールームは、プロダクトを展示するだけでなく「ヘリテージ」「パッション」「イノベーション」「ハンドメイド」「チーム・スピリット」といったフェラーリのDNAを伝える場所だ。
コーンズ・モータースは、1976年から長年にわたりインポーターとしてフェラーリブランドを取り扱ってきた。多くのフェラーリカスタマーと関わってきたが、今回のショールームでは、「イノベーティブ」「オーセンティック」「ウェルカム」という3つの要素を取り入れており、これまで以上にフェラーリのDNAを感じられ、フェラリスタにとってホームのような居心地のいいショールームを目指したという。
従来比約1.5倍となるフロア面積
フェラーリではアジア最大級の店舗面積を誇るというショールームは、面積だけでなく内外装に最新CIを導入している。新車を7台展示できる1Fは、納車時のセレモニーのための専用スペースや、パーソナライゼーションのためのアトリエ、プライベートな商談エリアが用意される。認定中古車6台が展示可能な3Fには、2つのラウンジとアトリエに加え、今回のテープカットも行われたオープンテラスが設けられている。天気のいい日には爽快な気分が味わえるテラスからは首都高速を見下ろせる。
ショールームは照明システムにもこだわっており、自然光と融合するよう調整した人工光を組み合わせているという。照明は自在に色や明るさを変更でき、車両をより魅力的に展示できるという。面積は2フロアで741㎡で、従来比約1.5倍となる。地下2階にはサービスセンターも併設され、それを含めると1198㎡となるという。
サービスセンターには、これまで培ったフェラーリ専用ツールが並び、さらに296GTBやSF90のような電動モデルにも対応できるように、ハイブリッド専用エリアが用意されるという。関係者によると2030年には8割が電動モデルとなると目されているというが、裏を返せば、その時点でも2割が純内燃機関モデルということになる。
フェラーリの世界観を堪能できるラウンジスペース
ショールームには随所に70年の歴史を持つF1の全レースに出場する唯一のチームであるフェラーリの、モータースポーツにおける豊かなヘリテージアイテムが配置される。上質でラグジュアリーなイタリア製のソファやインテリア小物、写真パネルが用意される「ラウンジスペース」は、存分にフェラーリの世界観を堪能できるだろう。
もちろん最新テクノロジーを活用したコンフィギュレーターで仕様をシミュレーションし、シートや内装素材の多数のサンプルで検討できる「コンサルティング・ルーム」も2部屋用意されており、快適に次の愛馬を吟味する空間となるだろう。
コーンズ 芝ショールーム
オープン日 2023年4月28日(金)
所在地 東京都港区芝3-3-10
営業時間 10:00~19:00(平日)、10:00~18:00(土日祝)
定休日 水曜日および 年末年始
TEL/FAX 03-5730-1610 / 03-5730-1620
延床面積 ショールーム:741㎡(オフィス部分除く)、サービスセンター:457㎡(駐車場を含む)
URL https://tokyo-cornesshowrooms.ferraridealers.com/ja-JP/contact-us