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Lynk & Co 03+ Cyan Edition
成都モーターショーにおいてワールドプレミア
2019年から2020年にかけてFIA世界ツーリングカー・カップ(WTCR)において、Lynk&Coが3連覇を達成したことを記念し、「Lynk&Co 03+ シアン エディション」が成都モーターショーにおいて初公開された。
「03」はボルボ XC40とプラットフォームを共有する「Lynk&Co」3番目のモデル。Lynk&Co 03+ シアン エディションは、TCRなどのモータースポーツ活動を行うスウェーデンのシアン・レーシングと共同開発された。シアン・レーシングは、かつてポールスター・レーシングとしてボルボのツーリングカープログラムを担当していたレーシングディベロップメントだ。
シアン・レーシングの創立者であり、CEOを務めるクリスチャン・ダーリは、Lynk&Co 03+ シアンエディションについて次のようにコメントした。
「Lynk&Co 03による世界ツーリングカー・カップでの成功により、市販モデルの販売が好調を続けていることを嬉しく思います。モータースポーツ活動が、ロードカーの販売を後押しするのは素晴らしいことです」
“Cyan”のロゴ入り専用スポーツシート
Lynk&Co 03+ シアン エディションは、アイコニックなシアン・レーシングのブルーをボディカラーに採用し、専用の「Cyan Racing」エンブレムを配した。シアン・レーシング専用ホイール、アケボノ製ブレーキ、ビルシュタイン製ダンパー、カーボンファイバー製フロントスプリッター、可変式リヤウイングなど、パフォーマンスアップを狙った装備が与えられている。
2.0リッター直列4気筒ターボは、最高出力265hp・最大トルク380Nmにまでパワーアップし、0-100km/h加速は5.7秒を誇る。インテリアには“Cyan”のロゴが刺繍で入れられた専用のスポーツシートも採用された。
Lynk&Co 03+ シアン エディションは、中国市場専用モデルとなる。