【スクープ!】「ランボルギーニ ウルス PHEV」は2024年にデビュー?

【スクープ!】レヴエルトに続くランボルギーニ第2のハイブリッド「ウルス PHEV」は最高出力800PS超?

スウェーデン北部の公道において厳重なカモフラージュが施された状態でテストを続ける「ランボルギーニ ウルス PHEV」。
スウェーデン北部の公道において厳重なカモフラージュが施された状態でテストを続ける「ランボルギーニ ウルス PHEV」。
ランボルギーニは、スーパーSUV「ウルス」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの開発を行っている。スウェーデン北部で目撃されたウルス PHEVのテスト車両は、電動モデルであることを証明するように、ボディサイドとハッチゲートにイエローのステッカーが貼られていた。

Lamborghini Urus PHEV

ヴィンケルマンがPHEVの存在を確約

レブエルドに続く2番目の量産ハイブリッドモデルとして投入される「ランボルギーニ ウルス PHEV」。
ランボルギーニは初の量産ハイブリッドスーパースポーツ「レヴエルト」を投入しており、ヴィンケルマンCEOはウルスにもPHEVモデルが追加されることを明言している。

2018年のデビュー以来、ランボルギーニは基幹モデルとなった「ウルス」のアップデートを粛々と続けてきた。2023年2月には内外装やパワーユニットを刷新した改良新型「ウルス S」を投入。しかし、このフェイスリフトでは期待されていたウルス初のハイブリッドモデルの投入は見送られている。

この春、ランボルギーニ初の量産ハイブリッドモデルとして、アヴェンタドールの後継車V型12気筒エンジン+3モーターの「レヴエルト」が発表された。そして、アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは、レヴエルトの発表イベントにおいて「2024年中にウルスにPHEVモデルを追加する」と明かした。

PHEVシステム搭載のためにフロントを延長?

レブエルドに続く2番目の量産ハイブリッドモデルとして投入される「ランボルギーニ ウルス PHEV」。
今回撮影されたウルス PHEVのテスト車両は、ハイブリッドシステム搭載のため、フロントセクションを延長しているという情報もある。

今回、撮影されたウルス PHEVのテスト車両は、厳重なカモフラージュ偽装が施されており、エクステリアに変更が加えられているかは不明。少なくともフェイスリフト仕様のボディワークをベースにしていることは確かで、フロントセクションとリヤセクションに、何らかのPHEV専用エレメントが加えられる可能性はある。

PHEV車両である証拠としては、上述したイエローの電動モデル用ステッカーに加えて、充電用ポートも新たに設けられていた。また、撮影を行ったフォトグラファーは、今回のテスト車両がハイブリッドシステムに必要なスペースを確保するため、「フロントセクションが延長されているように見えた」と証言している。

カイエン ハイブリッドとパワートレインを共有

レブエルドに続く2番目の量産ハイブリッドモデルとして投入される「ランボルギーニ ウルス PHEV」。
ウルス PHEVは、カイエン ターボ S E-ハイブリッドと同じ、4.0リッターV型8気筒ツインターボに電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載。ただ、最高出力は800PSを超えると言われている。

2024年に発売予定のウルス PHEVは、「ポルシェ カイエン ターボ S E-ハイブリッド」と同じプラグインハイブリッド・パワートレインが採用されると見られている。カイエンは4.0リッターV型8気筒ツインターボに電気モーターを組み合わせることで、最高システム出力680PSを発揮。ウルス PHEVは大幅なパワーアップを果たす見込みで、情報筋によると800PSを超えるようだ。

次期ウルスは、フル電動SUVとなって2029年に登場すると言われている。PHEVを含めた内燃機関モデルを求めるカスタマーは、現行モデルのうちに手に入れておく必要があるかもしれない。

ウルスがマイナーチェンジでウルス・ペルフォルマンテとウルスSに生まれ変わった。2台ともエンジンは4.0リッターV8ツインターボの最高出力が16‌PS引き上げられ666PSとなった。

「ペルフォルマンテとウルスSはどこが違う?」最新ランボルギーニ ウルスの比較試乗

スーパースポーツ系SUVの先駆けであるランボルギーニ・ウルスが、プロサングエの登場に合わせるかのようにマイナーチェンジを行った。ペルフォルマンテの称号を与えられた初のウルス、その進化の狙いと実力をSとの比較から読み解いてみよう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…