2024年モデルの「日産フェアレディZ」にNISMO仕様が追加

日産フェアレディZに待望の「NISMO」登場「専用チューニングのエンジン&シャシーに期待」【動画】

エアロダイナミクスを意識した専用エクステリアに加えて、専用チューニングが施されたエンジン&シャシーを採用した「フェアレディZ NISMO」。
エアロダイナミクスを意識した専用エクステリアに加えて、専用チューニングが施されたエンジン&シャシーを採用した「フェアレディZ NISMO」。
日産自動車は、フェアレディZの2024年モデルを発表。一部仕様変更し、専用チューニングが施されたハイパフォーマンス仕様「フェアレディZ NISMO」が新たに追加された。また、東京オートサロン2023に出展し、大好評を得た「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージを2023年10月下旬から発売する。

NISSAN FAIRLADY Z NISMO

最高出力は420PSパワーアップ

フェアレディZ NISMOに搭載される3.0リッターV型6気筒ターボエンジンは専用チューニングが施され、15PSのパワーアップを果たした最高出力420PSを手にしている。
フェアレディZ NISMOに搭載される3.0リッターV型6気筒ターボエンジンは専用チューニングが施され、15PSのパワーアップを果たした最高出力420PSを手にしている。

2024年モデルから追加されたフェアレディZ NISMOには、数多くのNISMO専用チューニングが施された。3.0リッターV型6気筒ターボエンジンは、最高出力を405PS(298kW)から420PS(309kW)に、最大トルクは475Nm(48.4kgfm) から520Nm(53.0kgfm)に向上。パワフルな加速を実現している。トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させることで、俊敏なシフトチェンジを可能とした。

ステアリングとボディのねじり剛性を高めると同時に、シャシーに施された専用チューニングや、新設定の「トラクションモード」が、狙い通りのラインをトレースできるよう正確なステアリング操作をサポート。ブレーキにはNISMO専用ブレーキシステムを採用することで、本格的なスポーツ走行を実現した。

ドライブモードには、NISMO専用の「SPORT+」モードを含む、3種類のドライブモードを設定。使用シーンに応じた、最適なチューニングが施されている。

空力性能を向上させるNISMO専用パーツ

エクステリアは、フロントグリル、フロントとリヤバンパー、リヤスポイラーなど、NISMO専用パーツを装着。スピード感を演出するだけでなく、ダウフォースの向上も実現した。
エクステリアは、フロントグリル、フロントとリヤバンパー、リヤスポイラーなど、NISMO専用パーツを装着。スピード感を演出するだけでなく、ダウンフォースの向上も実現した。

フェアレディZ NISMOのエクステリアは、フロントグリル、フロントとリヤバンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー、そしてリヤLEDフォグランプを、NISMO専用パーツとして開発。低重心かつ長く伸びやかなスピード感を演出し、ダウンフォースを強化している。

フロントグリルのメッシュは「NISSAN GT-R」2024年モデルでも採用された、通風抵抗の少ないハニカムデザインを採用。風をすくい取る形状のエアガイドスロープとの相乗効果により、冷却効率を最大化した。また、新たに設定した全面グロスブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールは、剛性と軽量化を両立した9本のラジアルスポーク・デザインが採用され、リム幅を広げながらも軽量化を果たしたと謳う。

専用のRECARO製スポーツシートを装着

NISMO専用チューニングが施されたRECARO製スポーツシートは、アルカンターラとレザーが組み合わせられた。
NISMO専用チューニングが施されたRECARO製スポーツシートは、アルカンターラとレザーが組み合わせられた。

インテリアは、フェアレディZのシンプルでスポーティーなインテリアをベースに、運転への集中を高め、スポーツ走行を盛り上げるカラーと素材の組み合わせをチョイス。NISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートは、ブラックのパーフォレーション付きアルカンターラとレザーを組み合わせ、ノンスリップ機能と高い質感を両立した。

ボディカラーは専用色の「NISMOステルスグレー/スーパーブラック」2トーンを含む、全5色をラインアップする。

S30型Z 432をイメージした「432オレンジ」

2024年モデルから、S30型「フェアレディZ 432」のボディカラー「グランプリオレンジ」をイメージした「432オレンジ」が追加された。
2024年モデルから、S30型「フェアレディZ 432」のボディカラー「グランプリオレンジ」をイメージした「432オレンジ」が追加された。

2024年モデルから、全グレードに「Amazon Alexa」が標準搭載される。S30型「フェアレディZ 432」のボディカラーとして設定されていた「グランプリオレンジ」をイメージした「432オレンジ」を新たに設定。「Version T/Version ST」にブルーの特別内装色が追加されている。

今回、「フェアレディZ」向けの日産純正アクセサリーパッケージとして「フェアレディZ Customized Edition」を導入。「Fairlady Z」のエンブレムが入ったフロントバンパー、グリル、カーボンリヤスポイラーなど、特徴的な外観を再現できる「エントリーパッケージ」と、専用デザイン 19インチアルミホイール、専用デザインエンブレム、フードデカールやボディサイドステッカーで「東京オートサロン2023」出展車を再現できる「フルパッケージ」の2種類をラインナップする。

車両本体価格(税込)

フェアレディZ(6MT):539万8800円
フェアレディZ Version S(6MT):624万5800円
フェアレディZ Version ST(6MT):665万7200円
フェアレディZ(9M-ATx):539万8800円
フェアレディZ Version T(9M-ATx):585万8600円
フェアレディZ Version ST(9M-ATx):665万7200円
フェアレディZ NISMO(9M-ATx):920万400円

【問い合わせ】
日産自動車お客さま相談センター
TEL 0120-315-232

【関連リンク】
・日産自動車 公式サイト

日産フェアレディZ NISMOを動画でチェック!

フェアレディZは2人乗り、RCは後部座席を備えた4人乗りのため、RCは全長420mm、ホイールベース180mm長い。

「日本製スポーツカーに乗るなら?」2名乗車の日産フェアレディZか4名乗車のレクサスRCで悩む

今回は少々異色の2モデル比較だ。日産・フェアレディZとレクサスRCは、それぞれのブランドを代表するスポーツモデルだが、そのキャラクターは別物と言える。日産随一のスポーツカーとして走りでファンを魅了し続けてきたフェアレディZに対して、レクサスのスーパースポーツであるLFAのイメージを受け継ぎつつもラグジュアリーテイストを強めたRC。そんな2モデルのキャラクターの違いを、スペックから解き明かしていこう。

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