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Lamborghini Urus
エクステリアの変更はフロントエンドが中心か?
ランボルギーニ初のSUVとして2017年にデビューした「ウルス」は、発売からおよそ6年経過した今も人気が衰えることはない。今回、大幅なカモフラージュが施されたプロトタイプが目撃された。
スタイリング面では、デイタイム ランニングライトのデザインが変更された新しいヘッドライトが採用されているのが分かる。フロントバンパーには、中央に太いエレメントと、左右両端にY字をモチーフとしたアクセントが追加されているようだ。
エクステリアに関してはその他の大きな変更点はなさそうだが、ナンバープレートの凹みをなくした新しいリヤドアが装備されているように見える。テールライトとリヤバンパーにも、アップデートが施されるかもしれない。
2つのディスプレイ周辺を刷新
インテリアでは、新しいダッシュボードと大型化されたインフォテインメント・システムが確認できる。メインモニターの両サイドには、新しいメタル調のトリムが追加されている。画面の下には現行モデルではボタンが並ぶが、このプロトタイプにはソフトタッチなバーが設置されているようだ。空調などを表示する下部ディスプレイも大型化され、その上に新しいスイッチレバーが見える。
カイエンのパワーユニットを基にPHEV化して登場か?
アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは以前、2024年モデルからウルスがハイブリッド専用になると語っている。現時点で詳細は不明だが、「ポルシェ カイエンターボSEハイブリッド」のパワーユニットをベースにしたものが使用されるだろう。
4.0リッターV8ツインターボエンジンに、電気モーターと17.9kWhのバッテリーパックが搭載される可能性がある。少なくとも合計出力は690HP(515kW / 700PS)以上となり、現在の657HP(490kW / 666PS)を大幅に上回ることになる。