【スクープ!】フェイスリフトした「アウディRS 3」間もなく登場

【スクープ!】「アウディRS 3」のエンジンがマイチェンでパワーアップ?「ダイヤモンドパターンの新グリルを採用」

ニュルブルクリンクの周辺道路で目撃された「アウディRS3」のマイナーチェンジモデル。
ニュルブルクリンクの周辺道路で目撃された「アウディRS3」のマイナーチェンジモデル。
「アウディRS 3 スポーツバック」のマイナーチェンジモデルが、ニュルブルクリンクの周辺道路で撮影された。今後、数ヶ月のうちに登場すると見られる。フロントグリルのデザインが大きく変更されているのが目立つ。

Audi RS 3 Sportback

フロントグリルを中心にデザインをアップデート

今回撮影されたのは欧州仕様の「アウディ RS 3スポーツバック」だが、同じスタイリング変更とメカニカルアップグレードが「RS 3セダン」にも施されるだろう。最も明らかな変更は、六角形のメッシュデザインに代わるダブルダイヤモンドパターンのフロングリルだ。

また、テスト車両ではグリルの下部に2つの縦型インテークが左右に追加されているように見える。グリル周囲の加工やヘッドライトクラスターの基本的な形状には、変更が加えられていないようだ。ただし、デイタイムランニングライトには、アウディの新しいパターンが採用されることは間違いないだろう。

リヤの変更は分かりづらいが、ライト類はアップデートが施されるだろう。また、リヤバンパーにあるメッシュ状のデザインは、フロントグリルの意匠に合わせて変更される可能性が高い。2本の大きな楕円形のテールパイプ・フィニッシャーは、現行モデルからのデザイン変更はないようだ。

期待されるエンジンのパワーアップ

伝統の5気筒エンジンはパワーアップして登場するだろうか?
アウディ伝統の5気筒エンジンはパワーアップして登場するだろうか?

RS 3に搭載されているのは2.5リッター直列5気筒ターボエンジン。1980年代を象徴する「クワトロ」から継承されているアウディのレガシーとも言える。しかし、欧州仕様は394HP(294kW / 400PS)、米国仕様では401HP(299kW / 407PS)と、パワーではライバルの「メルセデスAMG A45 S」に及ばない。

0-100km/h加速では3.8秒とライバルを凌ぐ速さをアピールしているが、このセグメントのユーザーにとっては純粋な出力値も重要だろう。この2.5リッターエンジンには、パフォーマンス向上のポテンシャルが残されているとアウディは言う。今回のフェイスリフトに合わせ、この5気筒エンジンのパワーアップが図られる可能性もあるだろう。

アウディ RS 3の最高出力は400PS。筑波サーキットのストレートはあっという間だ。

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2.5リッター5気筒を搭載するコンパクトAWDサルーンがアウディRS3セダンだ。アウディ自慢のクワトロシステムを初めとした走行性能を試す。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…