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Mercedes-Benz V-Class Marco Polo
Vクラス マルコポーロを一般初公開
今回、キャラバン・サロン・デュッセルドルフのホール16に展開されたメルセデス・ベンツ・ブースには、新型Vクラスに設定されたキャンピング仕様の「マルコポーロ」や、Tクラスに取り付け可能なキャンパーキット「マルコポーロ・モジュール」を展示。さらに、様々なブランドが手がけた、大型バン「メルセデス・ベンツ スプリンター」ベースのキャンパー仕様も数多く登場している。
キャラバン・サロン・デュッセルドルフで一般初公開となった新型Vクラス マルコポーロは、エクステリアが一新された他、快適性と機能性が大幅に向上。最新のデジタルコネクティビティが導入された他、ラグジュアリー装備を含むパーソナライゼーションの充実化を果たしている。
4名がキャンプを楽しめる広大なスペース
コクピットには、2基の12.3インチ・ワイドスクリーン・ディスプレイを備えた最新のインストルメントパネルを導入。室内に効率的な換気をもたらすスタイリッシュなエアベント、静電容量式ハンズオフ認識機能を備えた新世代ステアリング・ホイールなども採用された。
初めてリヤのスライドドアに、アンビエントライトをオプション設定。新色を含む64色のライティングにより、ドライバーの好みに合わせた個性的な雰囲気を楽しむことができる。最新世代のコネクティビティシステム「MBUX」も標準搭載され、ARナビゲーションなどの機能を追加することも可能だ。
居住空間は、好評を得ていた先代モデルの美点を踏襲。最大4人が車内泊を楽しむことができるスペースがしっかりと確保された。ルーフベッド付きポップアップルーフ、折りたたみ式ベッド、折りたたみ式テーブル、電磁コンロを備えたキッチン、ワードローブなどが標準装備される。
機能を選べる「マルコポーロ・モジュール」
キャラバン・サロン・デュッセルドルフには、Tクラスを簡単にマイクロキャンパーへと変貌させる「マルコポーロ・モジュール」も展示。このモジュールは、リヤのラゲッジスペースに設置・固定され、2名用の標準的なベッドユニット、ガスカートリッジ式調理器付きキッチンユニットなどで構成される。希望に応じて、オプションでキッチン・ユニット・スペースに冷蔵庫を追加することもできる。
その他のオプションとしては、補助バッテリー、遮光エレメントと窓ガラス用防虫スクリーン付き換気装置を備えた「スリーピング・パッケージ」、CピラーとDピラーの間に取り付け可能なウインドウポケット、テーブルとキャンピング・チェアなども用意。この専用テーブルには2種類の脚が取り付けられており、ラゲッジに固定するほか、切り離して屋外でも使用することができる。