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Porsche Cayenne S E-Hybrid
実用性とパフォーマンスのバランスを重視
ポルシェの主力SUV、カイエンシリーズで3番目のプラグインハイブリッド・パワートレイン搭載バリエーションとなる新型「カイエン S E-ハイブリッド」は、「カイエン E-ハイブリッド」と「カイエン ターボ E-ハイブリッド」の中間に位置付けられるミドルレンジモデルだ。
実用性とパフォーマンスの絶妙なバランスを重視し、SUVとSUVクーペのボディバリエーションを用意。2023年初めに全面改良された新型カイエンから投入されたハイブリッド技術により、フル電動モードでの航続距離がさらに延長され、そのインテリジェントなエネルギーマネジメントによって充電時間も短縮された。
353PS(260kW)を発揮する3.0リッターV型6気筒ターボエンジンに、176PS(130kW)の電気モーターが組み合わせられ、最高システム出力519PS(382kW)と最大トルク750Nmを実現。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は263km/hに達する。
90kmの航続距離が確保されたEVモード
エクステリアは、20インチカイエン Sホイールを標準装備。エキゾーストシステムにはブラッシュステンレススチール製デュアルツインテールパイプが装着された。
カイエン S E-ハイブリッドは「シルバー・エクステリアパッケージ」が、カイエン S E-ハイブリッド クーペには「ブラック・エクステリアパッケージ」をチョイス。夜間走行における安全性と快適性が確保された「マトリックスLEDヘッドライト」を標準装備し、「HDマトリックスLEDヘッドライト」がオプションとして用意された。
カイエン S E-ハイブリッドに標準装備される「アダプティブ・エアサスペンション」は、パフォーマンスの向上と、走行快適性の向上を両立。革新的な2チャンバー/2バルブ技術は、最高レベルの快適性から、高いパフォーマンス、ダイナミックな挙動に至るまで、極めて幅広いスプリングレートを実現している。
ハイブリッドシステムも最適化され、25.9kWh容量のバッテリーを搭載。これにより、EVモードでの最大航続距離は90kmが確保された。また、車載AC充電器に11kW仕様が導入された。
充実の標準装備を誇るインテリア
インテリアは「8wayシート」に加えて、走行モード選択用スイッチを備えた「スポーツクロノパッケージ」、「ステンレススチール製ペダルパッド」、シルバーシェイド塗装仕上げの「ディアマール・インテリアパッケージ」などが標準装備される。
Apple CarPlayの新機能をはじめ、「My Porsche」アプリにも新機能を追加。今回、ポルシェは、CarPlay内から、車両機能への簡単なアクセスを可能にした初の自動車メーカーとなった。新たなオプションとして、助手席側でも様々なメディアを楽しむことができる「パッセンジャー・ディスプレイ」や、微粒子と有害物質を取り除くように設計された「エアクオリティ・システム」が用意されている。
車両本体価格(税込)
カイエン S E-ハイブリッド:1591万円
カイエン S E-ハイブリッドクーペ:1656万円
【問い合わせ】
ポルシェ コンタクト
TEL:0120-846-911
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・ポルシェ ジャパン公式ウェブサイト