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WEC最終戦で2勝目を狙うフェラーリ
スクーデリア・フェラーリが実施したローマでのWECトレーニングキャンプには、フェラーリ 499P 50号車のアントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン、51号車のアレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィが参加。
第4戦ル・マン24時間レースでは51号車が、499Pで初優勝を果たしており、最終戦バーレーン8時間レースにおいてシーズン2勝目を狙う。今回のトレーニングキャンプでは、フィジカルの向上だけでなく、最終戦に向けたチームワークの向上も目指している。
さらに、アレッシオ・ロヴェーラ、ジャンカルロ・フィジケラ、そして2023年にGTレースデビューを果たし、スクーデリア・フェラーリのリザーブドライバーを務めたロバート・シュワルツマンも加わった。
様々なスポーツを組み合わせたトレーニング
初秋のローマを舞台に数日間行われたトレーニングキャンプには、この週末にレースのなかったフェラーリの全オフィシャルドライバーが参加。運動療法のエキスパート「Med-Ex」が、耐久レースを戦うレーシングドライバーのために作った専用トレーニングプログラムをこなしている。
ビーチバレーやラケットスポーツのパデル、ブラッチャーノ湖でのサイクリング、テヴェレ川でのパドリング、ヨガのセッションなど様々なスポーツを組み合わせながら、フィジカルとチームワークの向上を図った。
また、ローマを拠点とするイタリア有数のスポーツクラブ「チルコロ・カノッティエリ・アニエネ(Circolo Canottieri Aniene)」においては、プロの選手からサッカーの指導も受けている。