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Ferrari Finali Mondiali
19台の貴重なF1マシンがムジェロに集結
2023年、レーシング・フェラーリの祭典「フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリ」は、イタリア・トスカーナ州のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで開催。フェラーリでレースやサーキット走行を楽しむオーナーのためのプログラムを管轄するコルセ・クリエンティは、ムジェロにおいて「XX プログラム(XX PROGRAMME)」と「F1 クリエンティ(F1 CLIENTI)」を実施する。
XX プログラムは、フェラーリ FXXやフェラーリ 599 XXといったサーキット専用モデルを所有するオーナーが、そのフルパフォーマンスを楽しむことができるサーキット走行イベント。F1 クリエンティは個人所有のF1マシンを、フェラーリのサポートを受けて走行させる貴重な機会となる。
今回、F1 クリエンティには、19台のF1マシンが登場し、トスカーナの起伏に富んだコースに挑む。参加するのは2008年シーズンにフェリペ・マッサとキミ・ライコネンがドライブしたF2008が4台と最多で、次いでF2004(2004年)が3台、F138(2013年)が3台、F60(2009年)が2台となっている。
また、2017年シーズンにセバスチャン・ベッテルがドライブしたフェラーリ SF70Hが最新モデルとして登場。2000年シーズンにミハエル・シューマッハーがドライバーズ選手権、フェラーリがコンストラクターズ選手権を制したF1-2000が、最も古いマシンとなる。
XX プログラムにFXX-K EVOが20台集結
フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリのXX プログラムには、56台がエントリー。フェラーリが最高の技術レベルを投入して開発したV型12気筒エンジンを搭載したサーキット専用モデル、FXX、FXX-K、FXX-K EVO、599XX、599XX EVOが、極上のエキゾーストノートを響かせる予定だ。
今回、最多台数の20台が登場するのは、最高出力1064PS、最大トルク900Nmを発揮する6.3リッターV型12気筒エンジンを搭載するFXX-K EVO。次いで、599XX Evoは19台が顔をそろえることになった。イベントの様子は追ってリポートする予定だ。