【スクープ!】 次期「MINI」クーパー コンバーチブルのJCW仕様を目撃

【スクープ!】 最後の内燃機関搭載「MINI クーパー JCW」は2024年デビューか?

9月にBEVのクーパー エレクトリックが発表されたが、内燃機関搭載モデルも次期型の開発が進んでいる。
9月にBEVのクーパー エレクトリックが発表されたが、内燃機関搭載モデルも次期型の開発が進んでいる。
ジョンクーパーワークス仕様と思われる、「MINI クーパー」コンバーチブルの次期型プロトタイプの撮影に初めて成功した。内燃機関を搭載したMINIは、この次期型が最後になるだろう。

MINI Cooper

初めて目撃されたスポーツ仕様のプロトタイプ

今回目撃されたプロトタイプは、ホイールの奥から赤いブレーキキャリパーが覗いている。これは、通常トップパフォーマンス仕様のジョンクーパーワークス(JCW)に装着されるものだ。次世代モデルでのこうした細部の設定がどうなるかはわかっていないが、いずれにしてもこのプロトタイプがベースモデルでないことは明らかだ。

エクステリアはEVモデルと共通のイメージに

完全なカモフラージュが施されているが、フル電動MINIがすでにデビューしているためスタイリングについては想像できる。ヘッドライトはEVモデルと共通したデザインとなるだろう。一方で、エンジンルームに十分な空気を流すため、フロント下部のコーナーベントはEVよりも大きくなるだろう。また、テールライトは伝統のユニオンジャックをモチーフにしており、EVのような三角形のデザインではなさそうだ。

MTは廃止される?

ヨーロッパでは「2025年モデル」として、来年登場するか?
ヨーロッパでは「2025年モデル」として来年の登場か?

プロトタイプのダッシュボードにはカバーが装着されているが、フル電動MINIでデビューした大きな丸いセンタースクリーンを見ることができる。EV同様に、内装はミニマムなレイアウトになると思われる。

マニュアルトランスミッションは廃止される一方、エンジンは現行の4気筒ユニットが継続使用される見込みだ。ある程度の出力向上や、マイルドハイブリッドの採用は考えられるだろう。コンバーチブルを含む次世代のエンジン搭載MINIは、2025年モデルとして来年の登場になりそうだ。

幅広いバリエーションを展開する新型MINI カントリーマン、その頂点に位置するのがフル電動仕様の「MINI カントリーマン SE ALL4」だ。

新世代フル電動MINIクロスオーバーの頂点「MINI カントリーマン SE ALL4」は十分な航続距離と室内空間が自慢【動画】

2023年9月にワールドプレミアされた3代目「MINI カントリーマン」は、待望のフル電動モデル(BEV)に加えて、ガソリンやディーゼルといった従来の内燃機関仕様(ICE)もラインナップ。幅広いバリエーションが展開されるなか、最上位モデルとして投入されるのが、最新電動パワートレインを搭載する「MINI カントリーマン SE ALL4」だ。

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…