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VOLKSWAGEN Golf GTI
フロントグリルとエアインテークに注目
これまでにゴルフのマイナーチェンジモデルは何度かスクープされているが、GTI仕様の写真が撮影されたのは初めてのことだ。
写真をよく見ると、フロントには黒いテープなどで巧みに偽装が施されているように見える。グリル左右のエアインテーク部分は、現行のGTIよりも「ゴルフR」に似た形状に見えるような工夫がされているようだ。Rの通気口は、外側が低く中央に向けて跳ね上がるデザインが施されている。このプロトタイプでも、黒いパーツが同様のイメージを演出することで造形面における変更の可能性を醸し出しているように見える。
いずれにしても正式デビュー時には、よりアグレッシブなデザインになると予想される。また、このテスト車両にはない、現行モデルの特徴であるコーナーのX字型LEDライトは踏襲されるだろう。
テールライトの内部グラフィックが変更される
白いボディカラーの正面にたっぷりと光が当たっているため、グリルと新しいヘッドライトの間にディテールを隠すテープが貼られているかは判別がつかない。ただ、ヘッドライトの微妙な形状やグラフィックの変更は隠しておらず、マイナーチェンジモデルの顔つきはよく分かる。
一方、リヤにはカモフラージュが施されているのが見える。テールライトの赤いレンズに皺が入っているが、これはステッカーの皺で、新しい内部のLEDライト構造を隠しているのだろう。
2025年モデルとして登場か?
インテリアは、まだはっきり見ることはできていない。VWも失敗と認めるタッチセンサー式コントロールに変更が加えられるのは間違いないだろう。もう少しアナログで、使い勝手の良いものに改良されるだろう。
すでにVWのウェブサイトには2024年モデルのGTIが掲載されている。したがって、このフェイスリフト バージョンは2025年モデルだろう。正式発表は、年内もしくは2024年初頭と考えられる。