【スクープ!】次期型アウディA6 アバントはスプリット型のヘッドライトを採用

【スクープ!】新型「アウディ A6 アバント e-tron」の量産型プロトタイプは600PS超で100kWhのバッテリーを搭載?

量産バージョンのAudi A6 Avant e-tronがテスト走行する様子を捉えた。
量産バージョンのAudi A6 Avant e-tronがテスト走行する様子を捉えた。
アウディは2022年3月に「A6 アバント e-tron コンセプト」を発表している。当時はコンセプトとされていたが、そのデザインは生産に向けた準備がほぼ整っているように見えた。今回撮影されたテスト車両は量産モデルと見られ、新型A6の正式デビューが近いことを感じさせる。

AUDI A6 Avant e-tron

スプリット型のヘッドライトを採用

フロントで最も目に付くのは、スプリット型のヘッドライトだろう。バンパー下部には、レーダーセンサーが取り付けられているようだ。「コンセプト」にはカメラ式サイドミラーが装着されていたが、今回撮影された「アウディA6 アバント e-tron」のプロトタイプではコンベンショナルなサイドミラーに変更されている。

リヤにはワイパーと横長の赤いリフレクターが追加されているのが確認できる。また、コンセプトには巨大な22インチホイールが装着されたが、このモデルでは20インチが採用されている。赤いブレーキキャリパーを装着するA6 アバント e-tronのプロトタイプが目撃されたことがあるため、今回撮影されたテスト車両は標準仕様であることが考えられる。

高性能バージョンは600PS越え?

アウディ初のPPE採用モデルとしてデビューする。
アウディ初のPPE採用モデルとしてデビューする。

次期型A6は、ポルシェと共同開発したEV専用の「PPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)」を採用する。来年発売される「ポルシェ マカン」EVは、100kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載してデビューするだろう。最も強力な仕様は、デュアルモーターのクワトロAWDで600PS超と1000Nmを発生すると見られている。A6 アバント e-tronも、高性能バージョンにはこうしたハードウェアを採用して登場することが考えられる。

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石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…