Ferrari 499P
フェラーリは3列目から決勝をスタート
前日は雨と強風に見舞われたバーレーン・インターナショナル・サーキットだったが、11月4日の午後5時5分からの予選は、暖かいドライコンディションで行われた。ポールポジションを獲得したのは、すでにマニュファクチャラーズ選手権タイトルを決めている、トヨタのGR010 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)。
アタックを担当したハートレーが、1分46秒564という圧倒的なタイムでポールポジションを獲得。0.489秒差の2番手にはトヨタの7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が続き、トヨタが予選1-2を達成している。
フェラーリは、50号車のフオコがポールから1秒175秒差の1分47秒739をマークし、5番グリッドを確保。51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョヴィナッツィ)は、グイディが1分47秒828で走り、6番手に入っている。予選を終えたフオコは、次のようにコメントした。
「499Pのポテンシャルを最大限に引き出そうとベストを尽くしましたが、難しい予選になりました。5番グリッドからスタートする決勝は、楽なレースにはならないでしょう。ライバルはかなりの競争力を持っていますし、完璧なレース展開で走る必要があります」