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最強SUVの戦闘力
Recommend:1 ポルシェ初のEVレーシングマシン、ミッションR登場!
ミュンヘンで行われたモーターショーでポルシェはフルEVのレーシングマシン、ミッションRを発表した。これは近い将来のEVによるカスタマーレースのために開発を進めている車両だという。ポルシェのカスタマーレースとしてはカレラカップが人気だが、数年後にはこのミッションRによるワンメイクレースが開催されるようになるのかもしれない。
前後に搭載されるモーターは予選モードで1088ps、レースモードでは680psを発揮、150kgのバッテリーによってレースモードでは約30分の走行が可能だという。ボディと一体となったカーボン製のロールケージなど、新たなテクノロジーも採用されている。
レーシングマシンとして開発されたミッションRだが、この技術が市販モデルに取り入れられる可能性は高い。次期718ケイマン&ボクスターは電動化される予定だが、おそらくそこにはミッションRで得たノウハウが注ぎ込まれることになるのだろう。
GENRQO11月号ではモータージャーナリストのポール・ホレル氏の現地取材によるレポートを掲載、注目のミッションRの全貌を明らかにする。
Recommend:2 注目のSUV、トヨタ ランドクルーザー
今注文しても納車は1年以上先と言われる300系ランドクルーザー。世界が認めるその信頼性は日本の誇りと言える1台だ。ラグジュアリーSUVとして日常使いに応えるだけでなく、本格SUVとしてラダーフレームを刷新して本気でハードな使い方をする好事家にも人気だ。
その期待に応え、ガソリンエンジンは従来の4.7リッターV8自然吸気からレクサス LSにも積まれる3.5リッターV6ツインターボとなり、ディーゼルエンジンに至ってはこのご時世になんと新設計である。さらにGRグレードも登場し、モータースポーツ色も強めた。清水和夫と渡辺敏史が新型の見所と概要を解説する。
Recommend:3 さようならNSX
8月3日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。日本のスーパースポーツを牽引してきたホンダ NSXが2022年を持って生産を終了するというのだ。2代目NSXはわずか6年で姿を消すことになる。ホンダのスポーツ魂はどこに行ってしまったのだろうか?
そこでGENROQは、初代NSXタイプRを所有し、2代目NSX最終仕様のタイプSを抽選申し込みしているラジオDJのピストン西沢氏とNSXに精通する自動車ジャーナリスト橋本洋平氏に改めてMY20に箱根で試乗してもらった。2人のNSXに対する熱い思い、そして軽妙でユニークなトークをぜひお楽しみください。
【information】
GENROQ 2021年11月号
発売日:9月25日(土)発売
特別定価:1100円(税込)
PHOTO/Porsche AG、平野 陽(Akio HIRANO)、篠原晃一(Koichi SHINOHARA)
【関連リンク】
・GENROQ 2021年 11月号