3代目「ポルシェ パナメーラ」が2023年11月24日にワールドプレミア

3代目となる新型「ポルシェ パナメーラ」のインテリア先行公開「ドライバー中心のコンセプトを追求」

ポルシェは11月24日の正式発表を前に、新型「ポルシェ パナメーラ」のインテリアを先行公開した。
ポルシェは11月24日の正式発表を前に、新型「ポルシェ パナメーラ」のインテリアを先行公開した。
ポルシェは2023年11月24日にワールドプレミアを予定している新型「パナメーラ」のインテリアを初公開した。3代目へと進化したパナメーラは、ドライバーズシートからパッセンジャーシートまで、3枚のワイドディスプレイが配置される。

Porsche Panamera

運転席にコントロール機能を集約

ポルシェは11月24日の正式発表を前に、新型「ポルシェ パナメーラ」のインテリアを先行公開した。
タイカンから導入されたポルシェの最新コクピット「ポルシェ・ドライバー・エクスペリエンス」は、ステアリング周辺にコントロール機能を集約し、ストレスなく直感的に操作できるようになった。

ポルシェは、正式発表が11月24日に迫った新型パナメーラに、革新的で直感的なコントロール・コンセプトを導入。タイカンから採用された「ポルシェ・ドライバー・エクスペリエンス(Porsche Driver Experience)」は、ドライバーを中心に据え、アナログとデジタルの要素を完璧なバランスで融合させている。

3代目パナメーラは、直感的な操作を可能とするフルデジタル・ディスプレイを採用し、幅広く展開されるカスタマイズ・オプションを用意。ポルシェ・ドライバー・エクスペリエンスは、操作を単純化し、ステアリングホイール周辺に運転に関連するコントロール機能を集約した。ドライバーはすべての基本機能に、ストレスなく素早く直感的にアクセスすることができるという。

ドライバー重視のコンセプトは、ディテールの各部にも見てとれる。例えば、新型パナメーラでは、インストルメントクラスターにあったトグルスイッチと、ドライビングプログラムを選択するためのモード変更スイッチをステアリングホイールに配置。ギヤセレクターレバーはその真横にレイアウトされた。

これにより、センターコンソールにはタッチパネル式ディスプレイと、物理スイッチを組み合わせたエレガントなクライメートコントロールパネルのみとなり、エレガントさと直感的な操作が両立された。

センターコンソールには、フィンが排除された新開発のエアベントを設置。スイッチを押すだけで、デフォルト設定された空調モードや、パーソナライズされた空調モードを自由に切り替えることができる。また、センターコンソールの収納ボックスは、従来よりも容量が拡大されている。

長時間ドライブ時の快適性が向上したリヤシート

ポルシェは11月24日の正式発表を前に、新型「ポルシェ パナメーラ」のインテリアを先行公開した。
上質な素材が採用されたシートは、弾力性が向上したことで快適性が大幅にアップ。最適な着座位置を提供する新開発のリヤシートシステムも導入されるという。

新型パナメーラは、センターコンソールからコントロールパネルを通り、ドアへと続くシームレスにつながるインテリアを実現。立体的に立ち上がったセンターコンソールが、コックピットのデザインを際立たせる特徴のひとつとなっている。

インストゥルメント・クラスターには、曲線的で自立したデザインの12.6インチディスプレイを採用。表示されるドライビング情報を3つのエリアに分類し、異なる画面や情報を自由に組み合わせることが可能となっている。オプションとして用意されたヘッドアップ・ディスプレイは、ステアリングホイールから直接操作することができる。

今回、ポルシェの市販モデルとしては初めてパネル全体に沿って連続したアンビエント照明を導入。エグゼクティブ仕様には、最適な着座位置を提供する新開発のリヤシート・システムが採用された。また、シートフォームの素材が一新され、弾力性が向上したことで快適性が大幅にアップしている。

スペインのバルセロナで実施された、3代目ポルシェ パナメーラの最終テスト。

非公開: バルセロナで3代目「ポルシェ パナメーラ」最終テスト実施「新型PDKはモーター内蔵」

ポルシェは、ワールドプレミアを2ヶ月あまり後に控えた、新型「パナメーラ」の最終テストをスペインのバルセロナで実施した。3代目パナメーラは、2023年11月24日にドバイで開幕する「アイコンズ・オブ・ポルシェ・フェスティバル(Porsche Festival in Dubai)」で公開される予定だ。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…