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MINI Countryman S ALL4
Cd値は0.26を実現した高い空力性能
高い多用途を持ち、広々としたスペースを持ち、どのような路面でもMINIらしいドライビングの楽しさが保証されたと謳う新型「MINI カントリーマン」。中でも「MINI カントリーマン S ALL4」は、クロスオーバーらしい柔軟なオプションと、インテリジェントなAWDを組み合わせた、ユーティリティ性能に優れた1台に仕上げられた。
先代モデルからボディサイズを大型化したことで、室内空間は格段に拡大。リヤシートは「4:2:4分割可倒式」を採用し、ラゲッジルームを含めたバリエーション豊富なシートレイアウトを実現した。そのラゲッジ容量はリヤシート使用時の450Lから1450Lまで拡大する。
48Vマイルドハイブリッド・システムを組み合わせた、2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボガソリンエンジンは効率性が大幅に向上。SUVらしいボクシーなフォルムを持ちながらも、優れたエアロダイナミクス性能が確保され、Cd値は0.26を実現した。これは同セグメントに最高レベルを更新しており、燃費が大幅に削減されている。
インテリジェントな「ALL4」全輪駆動
インテリジェントな「ALL4」全輪駆動システムにより、トラクション、安全性、走行安定性、俊敏性を大幅に向上。「ALL4」システムは高速かつ正確な電子制御により、あらゆる路面状況や気象条件において、必要に応じて前輪と後輪に最適なパワーを配分する。
先代MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)よりも、わずかに拡大されたトレッドとホイールベースが、優れたドライビングダイナミクスのベースとなり、パッセンジャーの快適性を向上したという。どのような路面においてもMINIらしいドライビングを楽しめるよう、新開発のホイールとタイヤも導入された。
ダイレクトステアリング、シングルジョイント・マクファーソンストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リヤサスペンションの組み合わせが、MINIらしいゴーカートフィーリングを提供。足まわりは、15mmのローダウンと周波数選択式ダンパーを備えた「アダプティブシャシー」もオプションとして用意されている。
高効率2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボガソリンエンジンは、最高出力150kW(203PS)、最大トルク300Nmを発揮。48Vマイルドハイブリッド・モーターは一時的に14kW(19PS)のブーストを追加し、特に低速域で車両の性能をサポートする。