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Mercedes-Benz GLC Coupe
Sクラスと同レベルの最新装備を搭載
スタイリッシュなフォルムを持つ「GLC クーペ」は、主力モデルの「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えつつ、「GLC」の走行性能や利便性が確保されたミドルサイズSUV。初のフルモデルチェンジを果たして、2代目へと生まれ変わったGLCクーペは、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティで力強さを備えたエクステリアに、リアルウッドトリムを採用した質感の高いインテリアが導入されている。
また、ダイナミックなドライビング特性、サポート精度を高めた安全運転支援システム、縦型大型メディアディスプレイを搭載。このメディアディスプレイには走行に合わせて変化するコンテンツを「MBUX」から取り出し、関連するサービスと共に表示する「ゼロレイヤー・デザイン」が導入されており、直感的な操作設定が可能となった。
「ARナビゲーション」、片側130万画素を誇る「DIGITALライト」、良好な取りまわしや優れたハンドリングを実現した「リヤ・アクスルステアリング」など、Sクラス譲りの最新技術を惜しげもなく投入。さらにメディア・ディスプレイに車両のフロント下方部の路面映像を映し出す「トランスペアレント・ボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等を表示する「オフロード・スクリーン」を標準装備。特にオフロードパフォーマンスの向上も図っている。
縦型11.9インチメディアディスプレイを配置
インテリアは上下2分割ダッシュボードを採用。上部は翼のような形状に、航空機のエンジンナセルを想わせる丸みをつけた角型エア・アウトレットを配置し、スポーティを演出した。下部には大型インテリアトリムが広がり、リアルウッド・インテリアトリムを採用。質感の高い室内空間を演出している。
ダッシュボードの縦型の11.9インチメディアディスプレイは、ドライバーの視認性を向上させるべく、ドライバー側に6度傾けた新デザインを採用。運転席に備わる12.3インチ大型コクピットディスプレイは自立型で、ダッシュボード上部とインテリアトリムの手前に浮かんでいるようにも見える。
コクピットディスプレイとメディアディスプレイは、3つのスタイル(ジェントル/スポーティ/クラシック)と、4つのモード(ナビゲーション/アシスタンス/サービス/オフロード)の中から、ドライバーの好みに合わせてカスタマイズすることが可能だ。
メルセデス・ベンツの最新世代ステアリングホイールも採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や、安全運転支援システムの設定を全て手元で完結できる。「ディスタンスアシスト・ディストロニック」使用時のハンズオフ検知機能のため、リムには静電容量式センサーを備えたパッドを採用。AMGラインパッケージを選択すると、よりスポーティーなツインスポークステアリングホイールが装備される。
2.0リッターディーゼルにマイルドハイブリッドの組み合わせ
日本に導入される「GLC 220 d 4MATIC クーペ」は、エンジン単体で最高出力197PS(145kW)、最大トルク440Nmを発揮する、2.0リッター直列4気筒「OM654M」クリーンディーゼルターボを搭載。エンジンとトランスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステム「ISG」により、短時間ながらも最大23PS(17kW)、205Nmのブーストが確保される。
「OM654M」エンジンは新型クランクシャフトを採用し、ストロークが94.3mm、排気量が1992ccに拡大。可変タービンを採用した水冷式ターボチャージャーの導入により、きわめてスピーディなレスポンスと、優れたパワー伝達を実現した。また、スチール製ピストンにナトリウム封入式冷却ダクトを内蔵したことで、ピストンクラウンのピーク温度を効果的に低減している。
ギヤボックスは「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を搭載し、1速から9速までの変速比幅が広くエンジン回転数が大幅に低減。優れたエネルギー効率と快適性を実現した。
新型GLCクーペは、スイッチ操作ひとつでエンジンやトランスミッションのキュラクターを切り替える「DYNAMIC SELECT」に「Offroad」モードを追加。「Offroad」モードは、トランスミッションがオフロード走行セッティングに切り替わり、雪道や悪路での走破性を高める効果を持つ。また「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」も導入され、特に急な下り坂において安定した走行をサポートする。
車両本体価格(税込)
GLC 220 d 4MATIC クーペ:898万円
【問い合わせ】
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