【スクープ!】マニュアル車の 「フォルクスワーゲン ゴルフR」は今回が最後?

【スクープ!】 最強モデル「フォルクスワーゲン ゴルフR」の改良新型がニュルブルクリンクに出現!

ゴルフRのマイナーチェンジモデルがニュルブルクリンクでテスト走行を行う様子を捉えた。
ゴルフRのマイナーチェンジモデルがニュルブルクリンクでテスト走行を行う様子を捉えた。
「フォルクスワーゲン ゴルフ」の第8.5世代とも言える、マイナーチェンジモデルのプロトタイプがニュルブルクリンクでテスト走行を行う様子を捉えた。今回写真撮影に成功したのは、ハッチバックの最高峰となる「ゴルフR」だ。

VOLKSWAGEN Golf R

フロントはシンプルな印象に変更

フロント周りは、シンプルでよりシャープな印象を受ける。
フロント周りは、シンプルでよりシャープな印象を受ける。

ニュルで目撃されたテスト車両は、白いテープや黒い偽装コンポーネントで細部を隠し、現行モデルを装っている。しかし、ヘッドライトは特に内側が現行バージョンよりもスリム化されているのが分かる。それにともない、左右のライトを結ぶLEDライトバーを備えるグリルも薄型化されている。

フロントバンパー下部にある水平バーは、現行モデルの3本から2本に変更されている。両サイドのエアインテークもデザインが刷新されており、フロントエンド全体がよりシンプルなイメージに変化しているようだ。

リヤとインパネ周りもリファイン

リヤには、登場までに細かいリファインが施されることが予想される。
リヤには、登場までに細かいリファインが施されることが予想される。

リヤでは、LEDテールライトの内部グラフィックが新しいデザインになると予想する。そのほか、ルーフスポイラーやバンパーもデビューまでにはデザインが変更されることが考えられる。

インテリアには、「ID.7」と同じ最大15インチのディスプレイが搭載される可能性がある。その場合、タブレット型のタッチスクリーンがデジタルインストゥルメントクラスターと同じ高さに取り付けられるだろう。

ゴルフRにとって最後のMTになる?

Rにとっても、今回のマイナーチェンジモデルが最後のMTになるか?
Rにとっても、今回のマイナーチェンジモデルが最後のMTになるか?

現行モデルは2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力320PS、最大トルク400Nmを発生する。全輪駆動が標準で、6速MTまたは7速DSG(DCT)が選択できる。

スペックのアップデートについては、一部で最高出力が「Rパフォーマンス」レベルの330PSへ向上すると噂されている。マイナーチェンジにおける最大の注目は、6速MTが残るかどうかだ。米国フォルクスワーゲンは、ゴルフGTIのMT搭載最終モデルとして「GTI 380」を発表している。Rにとっても、これが最後のMTとなる可能性がある。

ゴルフGTIのマイナーチェンジモデルを初めて目撃。

【スクープ!】 「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」は2025年のマイチェンでゴルフR風になる?

ニュルブルクリンクを走行する「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」のフェイスリフトモデルを撮影することに成功した。一見すると、まったくカモフラージュが施されていないように見えるが、大きな変更点は明らかに偽装されている。

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…