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VOLKSWAGEN Golf R
フロントはシンプルな印象に変更
ニュルで目撃されたテスト車両は、白いテープや黒い偽装コンポーネントで細部を隠し、現行モデルを装っている。しかし、ヘッドライトは特に内側が現行バージョンよりもスリム化されているのが分かる。それにともない、左右のライトを結ぶLEDライトバーを備えるグリルも薄型化されている。
フロントバンパー下部にある水平バーは、現行モデルの3本から2本に変更されている。両サイドのエアインテークもデザインが刷新されており、フロントエンド全体がよりシンプルなイメージに変化しているようだ。
リヤとインパネ周りもリファイン
リヤでは、LEDテールライトの内部グラフィックが新しいデザインになると予想する。そのほか、ルーフスポイラーやバンパーもデビューまでにはデザインが変更されることが考えられる。
インテリアには、「ID.7」と同じ最大15インチのディスプレイが搭載される可能性がある。その場合、タブレット型のタッチスクリーンがデジタルインストゥルメントクラスターと同じ高さに取り付けられるだろう。
ゴルフRにとって最後のMTになる?
現行モデルは2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力320PS、最大トルク400Nmを発生する。全輪駆動が標準で、6速MTまたは7速DSG(DCT)が選択できる。
スペックのアップデートについては、一部で最高出力が「Rパフォーマンス」レベルの330PSへ向上すると噂されている。マイナーチェンジにおける最大の注目は、6速MTが残るかどうかだ。米国フォルクスワーゲンは、ゴルフGTIのMT搭載最終モデルとして「GTI 380」を発表している。Rにとっても、これが最後のMTとなる可能性がある。