目次
Renault 5 E-Tech electric
欧州7ヵ国で事前予約キャンペーンを実施
ルノー 5 E-Tech エレクトリックは、最新フル電動プラットフォーム「CMF-B EV」をベースに開発。40kWhと52kWh容量という2種類のバッテリーオプションで販売され、航続距離は最大400km(WLTP基準)が確保された。エントリーグレードの価格は、Bセグメントのハイブリッド車両並みの2万5000ユーロ程度となる予定だ。
また、2023年12月から、一般ユーザーを対象としたティーザーキャンペーンを実施。欧州7ヵ国で展開される事前予約キャンペーン「R5 R パス」に入会することで、一般発売の10日前からオーダーが可能となり、2024年秋から優先的にルノー 5 E-Tech エレクトリックがデリバリーされるという。
ルノー・ブランドのファブリス・カンボリブCEOは、ルノー 5 E-Tech エレクトリックについて次のようにコメントした。
「ルノー 5 E-Tech エレクトリックは、現代向けにリデザインされた、カルト的な人気を持つアイコンとなります。フランスで設計・製造されたこの魅力的なフル電動コンパクトの発売に向けて、私たちは積極的なキャンペーンを実施します。明るいデザインに新世代技術を組み合わせたルノー 5 E-Tech エレクトリックは、ヨーロッパ市場において手頃な価格の電気自動車として人気を集めることになるでしょう」
最新BEVとして生まれ変わった「サンク」
ティザーキャンペーンの一環として、ルノーは「ルノー 5 E-Tech エレクトリック」のエクステリアの一部を公開した。特徴的な形状を持つヘッドライトは、レンズ中央に人間の眼の瞳孔にも似たアイキャッチを配置。1972年にデビューした初代ルノー 5を思わせるこの意匠は、最新BEVに人間らしい表情をもたらしている。
ボンネットに存在していたエアインテークが姿を消し、代わりに満充電時にアイコニックな「5」のナンバーをアピールする充電インジケーターライトに変更。機能的で楽しいハイテク機能となるこのインジケーターは、車両外部からもバッテリー残量がひと目で分かるようになっている。
ホイールアーチのグラフィックデザインは、ラリーで活躍したルノー 5 ターボを彷彿とさせる要素。歴代ルノー 5から引き継がれた縦型テールライトは、リヤ付近のエアフローを整える効果を持ち、効率性の向上にも貢献する。