【スクープ!】 次期型「アウディ A4 アバント」は「A5」となってA4セダンが廃止に?

【スクープ!】 アウディの主力モデル「A4アバント」の後継モデルとなる「A5アバント」を発見!

アウディのモデル名変更により、現行のA4は次期型ではA5として登場する見込みだ。
アウディのモデル名変更により、現行のA4は次期型ではA5として登場する見込みだ。
アウディは現在、Dセグメントの主力モデル「A4」の次期型を開発中だ。ステーションワゴンバージョンである「アバント」の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

AUDI A5 Avant

モデル名はA4からA5に?

A4の名前はBEVに与えられ、ICE搭載モデルは奇数番号になる。このモデルはA5として登場するだろう。
「A4」の名前はBEVに与えられ、ICE搭載モデルは奇数番号になる。このモデルは「A5」として登場するだろう。

「アウディA4」の後継モデルは開発の最終段階に入っている。2023年初め、アウディはラインナップの次世代型に新しい命名方法を適応することを発表した。車名が偶数のアウディモデルは段階的にBEVに移行する予定だ。したがって、このガソリンエンジンを搭載したA4後継モデルは、「A5アバント」として生まれ変わることになるだろう。

フロントまわりはスポーティな印象

フロントグリルはアウディらしい六角形を継承しているが、イメージが大幅に変わっている。

六角形のフロントグリルは、大きなメッシュパターンを採用し、スリムでワイドになった造形が印象的だ。バンパーを低くすることで、ノーズはより滑らかでスポーティな外観となっている。コーナーには垂直のエアインテークがあり、現行型RS 4を彷彿とさせる立体的なものになっている。

ヘッドライトも刷新され、内部にはLEDデイタイムランニングライトの新しいグラフィックも見える。フードは現行モデルと比較して、かなりコンパクトになっている。これは、軽微な事故後の修理コストを削減する効果を狙っている可能性がある。

サイドとリヤも立体的な印象のデザイン

横からの印象は現行モデルと非常に似ているが、ドア下部の窪みが深くなり、立体的な造形となっている。ドアハンドルはフラッシュマウント式に変わっている。リアウィンドウの面積は狭くなり、ルーフスポイラーが際立っている。テールライトの一部は隠されているが、スリムなLEDライトが左右につながるデザインだと思われる。

A5は全てエンジン搭載車に?

次期A5はすべてのグレードにエンジンが搭載される。
次期型A5はすべてのグレードにエンジンが搭載される。

このプロトタイプにはエンジンが搭載されており、リヤバンパーに統合されたデュアルエキゾーストパイプが見える。充電ポートが見当たらないことから、プラグインハイブリッドではないだろう。これまでの情報から、新型A5のすべてのバージョンはエンジンを搭載する。プラグインハイブリッドの派生モデルも存在するが、フルエレクトリック仕様は「A4」として販売される予定だ。

新型A5のワールドプレミアは2024年以降だが、セダンのプロトタイプがいまだに出現していないことから、「スポーツバック」と「アバント」のみになるという噂が高まっている。

量産バージョンのAudi A6 Avant e-tronがテスト走行する様子を捉えた。

【スクープ!】新型「アウディ A6 アバント e-tron」の量産型プロトタイプは600PS超で100kWhのバッテリーを搭載?

アウディは2022年3月に「A6 アバント e-tron コンセプト」を発表している。当時はコンセプトとされていたが、そのデザインは生産に向けた準備がほぼ整っているように見えた。今回撮影されたテスト車両は量産モデルと見られ、新型A6の正式デビューが近いことを感じさせる。

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…