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BMWディーラーが用意する様々なサービス
「駆けぬける歓び」とは、まさにBMWのためにあるキャッチフレーズだといつも思う。それは古いモデルであっても、この最新のi5であっても変わらない。いつもの道を走っていても、ついつい遠回りしたくなる。そんな気になるのはBMWだけだ……と悦に入っているが、これは私のクルマではない。
実はこの秋から長野県松本市に単身赴任が決まり、愛車のX4で東京から向かう途中、跳ね石でフロントウインドウに傷が入ってしまったために、早速正規ディーラーのMatsumoto BMWにお世話になった。その際、BMWのサービスプログラムに用意されている「BMW代車サービス」で借りた代車なのだ。
以前パンクに見舞われた時もBMWの「タイヤ補償」に救われたが、今回の跳ね石の傷も「BMW自動車保険」に加入していたおかげで、自己負担なく修理してもらえたのは、本当に助かった。
腕と知識を磨いたテクニシャンが揃う
今回はついでに、新車時に全モデルに付帯する「BMWサービス・インクルーシブ」に加え、ブレーキパッド交換、ファンベルト交換、地図データアップデートも行ってくれる「BMWサービスコンプリート(3年プランの場合)」にも加入しているので、あわせてインジケーターに表示されていたブレーキパッド交換もお願いした。
ところがここ数日は、週末から雪が降るという天気予報を聞いて、終日、夏タイヤから冬タイヤへ履き替えを希望するユーザーが多く来店しているという、忙しいタイミングであった。にもかかわらず、BMWのマイスター制度に則って腕と知識を磨いているテクニシャンの手際はよく、X4は元の綺麗な姿を取り戻しただけでなく、安心してブレーキングできる状態となって戻ってきた。
私は3年プランで加入しているのだが、長い年数の所有や、距離を稼ぐような使い方をするなら、さらにブレーキディスク交換、バッテリー交換、車検費用サポートも加味された「BMWサービスコンプリート」の4年プラン、5年プランをセレクトした方がお得と言えるだろう。
離れた場所からクルマの状態を把握
今回は跳ね石というわかりやすい事象であったが、いくら信頼性の高いBMWといえども不意にトラブルに襲われる可能性はゼロとは言い切れない。そういう時に役立つのが「コンタクトレスサービス」だ。これはトラブルに見舞われた時、ディーラーに連絡するとリモートダイアグノーシスを通じて離れた場所から、オイル量から各種エラーの有無といった今のクルマの状態を把握できるというもので、自走で最寄りのディーラーに行けるのか? レッカーサービスを呼ぶべきか?など、適切な指示を仰ぐことができる。
またディーラーを訪れた際に、キーをリモートキーリーダーで読み取るだけでも、今のクルマの状態から点検、交換時期まで様々な情報を得ることができるため、より的確で迅速なメンテナンス、ケアを行うことができるのだ。
BMWでは、このリモート化をさらに推し進め、店頭のチェックイン機にキーを預けるだけで、非対面、非接触で入庫できる「セルフチェックイン」も順次導入していく予定だという。これができれば、待ち時間などが短縮されるだけでなく、コロナなどの感染症が蔓延した場合でもスムーズに安心して受付ができるようになるはずだ。
いつまでも楽しめる新車の味わい
久々(といっても数日ぶりだが)にX4のステアリングを握ると、今まで以上に愛着が湧いてくるのを感じる。まだ新車購入時から3年間の無償メンテナンス「BMWサービス・インクルーシブ」も「新車保証」、「BMWエマージェンシー・サービス」も残っているので、新車の時の味わいをそのままに楽しむこととができているが、できればこの状態を維持したまま。次回の車検以降も長く乗っていきたい、と思うようになったのも事実だ。
そういう場合でも安心なのは「BMW延長保証」だ。1年、もしくは2年の「新車延長保証」だけでなく6年目以降も20ヵ月の「再延長プラン」が設定(「BMWエマージェンシー・サービス」も延長可能)されていることだ。さらに6年目以降に関しては、交換頻度の高い純正メンテナンス・パーツと作業工賃が20%オフで提供される「BMWバリュー・サービス」も用意されるなど、オーナーにとって心強い、手厚いケアを受けられるようになっているのだ。
なるほど、担当のサービス・アドバイザー氏が「BMWのオーナーは愛着をもって長く乗る人が多く、8年以上にわたって所有するケースも珍しくない」と言っていた理由が分かった。おかげでこれからも安心してX4に乗り続けていけそうだ。
PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)、BMW
COOPERAITION/Matsumoto BMW 長野県松本市村井町南2-7-1 TEL 0263-85-3636
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Matsumoto BMW
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