911ダカールとGT3 RSの戦闘力

Recommend:1 注目の「911ダカール」を初めて公道へと連れ出す!

タイヤはピレリと共同開発したスコーピオンを装着。ホイールも953をイメージしたデザインだ。ブレーキは通常のスチール製ローターが備わる。

ポルシェ911初となるオフロード仕様は、その名も「ダカール」。1984年にポルシェが新開発のAWDシステムを搭載し、パリ・ダカールに参戦して優勝を果たした「953」をイメージしたモデルだ。

911カレラ4GTSをベースに車高を50mmアップし、走行モードには「ラリー」や「オフロード」という新モードも搭載。その他にも数々の専用装備が与えられ、単なる見た目だけでなく、本気のオフロード仕様としているところはさすがポルシェだ。

ボンネットはGT3譲りのカーボン製。重量はカレラ4Sより40kg増の1605kgとなっている。

車高はさらに30mmアップさせることも可能で、タイヤはピレリと共同開発したスコーピオン。オールテレインタイヤを標準装備する911もこれが初めてだ。

911の新たな世界を斬り開く2500台限定のこのダカールを、GENROQは日本で初めて公道に連れ出してインプレッションを敢行。オンロードとオフロードでの実力を探った。詳細はGENROQ2月号にて!

Recommend:2 いちばん楽しい輸入MT車はどれだ!

今やMTモデルを選べるスポーツカーは少ない。MTを設定してくれているのはメーカーの良心とも言えるだろう。

ポルシェ特集の中の1企画。以前と比べて、だいぶ限定的になってしまったものの、ポルシェはいまだ日本仕様車にMTを設定、スポーツカー好きの声に応えている。

そこで本パートでは、911カレラTのMTを軸に今が旬の輸入MTスポーツ(BMW M2クーペ、ロータス・エミーラ)をピックアップ、比較を通じてそれぞれの姿を明らかにする。

当初フィーリングに課題のあったPDKベースの7速MTは、いまやさほど問題にならないレベルにまで改善。タコメーターはアナログ表示で、レッドゾーンは7400rpmから。

奇しくも車両レイアウトもエンジン形式もまったく異なる3台となったが、果たしてそのドライビングプレジャーとは?  詳しくはGENROQ2月号58ページをチェック!

Recommend:3 ファナティックも大満足する新型グラントゥーリズモ!

マセラティの自信作である3.0リッターV6ツインターボ、ネットゥーノエンジンを搭載する。アウトプットは550PS / 650Nmの実力を誇る。装着タイヤはピレリPゼロだ。

マセラティの代名詞ともいえるGTモデル、グラントゥーリズモが2代目へと進化を果たした。

スーパースポーツMC20を彷彿とさせるスタイリッシュなデザインと、マセラティご自慢の最新エンジン「ネットゥーノ」を搭載するスペシャルモデルだ。

秀逸なのがGTカーならではの2+2シートだ。上質なレザーがふんだんに採用されたシートは身体をしっかりサポートする。後席はエマージェンシー用として使えるだろう。

試乗した自動車ジャーナリスト・吉田拓生さん曰く「レーシーでありながら、フォーマルな印象を併せ持つデザインに昇華されている。走りも非常にスポーティだが、GTカーとして素晴らしい快適性を持ち併せている」と絶賛。

老舗イタリアンブランドが放つ自信作をぜひご堪能ください。

Information

GENROQ 2024年2月号

発売日:12月26日(火)発売
特別定価:1100円(税込)

PHOTO/平野 陽(Akio HIRANO)、神村 聖(Satoshi KAMIMURA)

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GENROQ 2024年 2月号