【スクープ!】「メルセデスAMG GT53クーペ」のプロトタイプを北欧で目撃

【スクープ!】「メルセデスAMG GT53」は今秋登場したGT63とどのような違いとなる?

メルセデスAMG GT53 クーペのプロトタイプが北ヨーロッパで目撃された。
メルセデスAMG GT53 クーペのプロトタイプが北ヨーロッパで目撃された。
4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し2+2モデルとなった新型「メルセデスAMG GT クーペ」は、すでにGT63とGT55が登場している。今回、2024年の登場が期待される「GT53」のプロトタイプを、凍てつく北欧で目撃した。

MERCEDES-AMG GT53 Coupe

GT63よりも増えそうなエアインテーク

「メルセデスAMG GT 53」のフロントで目につくのは、GT63よりも立体的に見えるバンパーとコーナーに設けられた大きなエアインテークだろう。その一方で、グリルは控えめな印象を受ける。

また、GT63のフェンダー部分、フロントタイヤの前方にあるブーメラン形状のパーツの代わりに、クロームフレームのエアインテークが追加されるようだ。そのほか、ブレーキキャリパーはGT63のゴールドではなく、GT53ではグレーになると思われる。

リヤもGT63とは差別化が見られる

リヤバンパーには、GT63 にあるコーナーのエアアウトレットがない。また、スポイラーも固定式から格納可能な可変式に変更されている。エキゾースト チップも、より高性能の兄弟車とは異なる丸型にデザインされているのが分かる。

500PS超で来年登場か?

500馬力超で来年の登場が期待されているメルセデスAMG GT53。
500PS超で来年の登場が期待されているメルセデスAMG GT53 クーペ。

GT 63クーペの最高出力が585PSであることから、GT 53のパワートレイン出力は500PSの壁をわずかに越える程度になると予想される。丸型エグゾーストから、GT63およびGT55とは異なるパワートレインが搭載される可能性もある。詳細は未確認だが、メルセデスAMG GT 53は、2024年に登場すると思われる。

新型「メルセデスAMG GT クーペ」の走行シーン。

フラッグシップスポーツ「メルセデスAMG GT クーペ」ワールドプレミア「2+2シートもあり」【動画】

メルセデスAMGは、モントレー・カーウィークにおいて、2世代目に進化を果たした「メルセデスAMG GT クーペ」を公開した。最高出力585PSを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載し、 AMGパフォーマンス4MATIC+を介して4輪を駆動する 。また、オプションで「2+2」シートを導入、日常域での使い勝手が大幅に向上している。

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…