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Mercedes-Benz C-Class EV
実用的なボディのEV
5月に目撃されたCLAの電動モデルは、滑らかなルーフラインが特徴的な4ドアクーペスタイルだった。一方、今回撮影されたCクラスのEVバージョンは、ルーフが高めでスタイリッシュさには少し欠けるが実用性は高そうだ。
新しいMMAプラットフォームを採用
これまでの報道によると、このモデルはEQSやEQEが採用した「EVAプラットフォーム」は使用しないようだ。また、内燃機関を搭載するCクラスやSUVのEQCのような「MRA IIプラットフォーム」ベースでもないという。
Cクラスに相当するEVが採用するのは、今年発表される予定の「MMA(メルセデス ベンツ モジュラー アーキテクチャー)プラットフォーム」と言われている。コンパクトカーの 「エントリーラグジュアリー 」ファミリー向けとされるが、このプラットフォームはより大型のモデルにも対応できるよう設計されていることをメルセデスは示唆している。また、EV優先ではあるが内燃機関にも対応できるらしい。
新プラットフォーム採用モデルには、「EQXX」プロトタイプで最初に披露された技術が組み込まれるだろう。先進技術により、CクラスEVの航続距離はは1充電あたり480kmを超えると予想される。
名称は不明
テスラ モデル3やBMW i4、ポールスター2に対抗する位置づけになるこのモデルは、まだ車名が明らかになっていない。今までの命名規則に基づけば、Cクラスの電動バージョンはEQCと呼ばれるだろう。しかし、昨年初めにドイツのビジネス誌が報じたところによると、メルセデスは2024年末までにEQバッジを完全に廃止する可能性がある。
CクラスEVまたはEQCセダンは、今年の後半に公開され、年末か2025年初頭に発売される可能性が高い。