【東京オートサロン】メルセデス・ベンツの主力モデル新型「Eクラス」が日本導入

メルセデス・ベンツの中核モデル新型「Eクラス」が日本に上陸「プラグインハイブリッドのEV走行可能距離は112km」【東京オートサロン2024】

毎年恒例のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」が千葉・幕張メッセで開幕した。メルセデス・ベンツは中ホールにブースを出展。新型「Eクラス」のほか、最新フル電動モデル「EQE SUV」や、AMGのスポーツモデル「SL」など盛りだくさんの内容を用意した。

Mercedes-Benz

全車電動化されたEクラスをお披露目

奇しくも今年3月に千葉・幕張に拠点を移すメルセデス・ベンツ日本が、新型Eクラスのお披露目の場に選んだのは、同じ幕張で開催された東京オートサロンだ。今回、発表された新型「Eクラス」はセダンと同時にステーションワゴンも導入されている。パワートレインは、全車モーターを搭載するハイブリッドモデルで、ガソリンとディーゼルの2.0リッター直4ターボエンジンが用意される。

エクステリアデザインは、短いフロントオーバーハングと長いボンネット、そしてグリーンハウスを大きく後退させた、メルセデス伝統の「キャブバックワード」デザインが特徴。ホイールベースは先代モデルより20mm延長された2960mmで、室内空間はさらに拡大したという。リヤで特徴的なのは、ツーピース型LEDコンビネーションランプだ。昼夜いずれも、スリーポインテッドスターのモチーフが浮かび上がる特別なデザインとなっている。

前述の通り、日本への導入モデルはISGとプラグインハイブリッドによる全車電動化された。中でもプラグインハイブリッドの「E 350 e スポーツ Edition Star」のEV走行可能距離は112kmを誇るという。また、助手席一体型のディスプレイ「MBUXスーパースクリーン」をEQモデル以外で初めて導入。MBUXの利便性をさらに高めるべく、サードパーティ製アプリをインストールし、利用可能だという。新型「Eクラス」は、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を今日開始する。発売は2月を予定していると発表された。

モータースポーツやフル電動モデルも展示

会場にはそのほかフル電動モデルの「メルセデスAMG EQE 53 4マティック+ SUVローンチエディション」やAMGのスポーツモデル「メルセデスAMG SL 63 4マティック+」などを展示。スーパーGT300クラスに参戦する「LEON PYRAMID AMG」などモータースポーツ関連の出展もあった。

車両本体価格

セダン
E 200 アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L直4直噴ターボ ¥8,940,000
E 220 d アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L直4直噴ディーゼル ターボ ¥9,210,000
E 350 eスポーツ Edition Star 2.0L直4直噴ターボ+プラグインハイブリッド ¥9,880,000

ステーションワゴン
E200ステーションワゴン アバンギャルド ¥9,280,000
E220dステーションワゴン アバンギャルド(ISG 搭載モデル) 2.0L直4直噴ディーゼルターボ ¥9,550,000

流麗なエクステリアに最新ハイブリッドパワートレインを搭載した、6代目メルセデス・ベンツ Eクラス(W214型)がデビュー。

「メルセデス・ベンツ Eクラス」がフルモデルチェンジ「ついに全グレードがハイブリッド化」【動画】

メルセデス・ベンツは、2023年4月25日に新型「Eクラス(W214型)」をデジタルワールドプレミアした。電動モデルのイメージを採り入れたエクステリアを纏い、電動化が進められたパワーユニットは、すべてのモデルがハイブリッドパワートレインを搭載。新型Eクラスは、2023年秋から欧州において販売をスタートする。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…