LOTUS
基本的な立ち位置は変わらないロータス
ライトウェイトスポーツカーメーカーとして名を馳せるロータスが展示したのは、最後の純内燃機関車と言われる「エミーラ」やフル電動ラグジュアリーSUV「エレトレ」の2台だ。
エミーラはトヨタ製3.5リッターV6スーパーチャージャーをミッドに搭載する「エミーラ V6 ファーストエディション」。今後徐々に電動化を進めていき、EVメーカーとなることを宣言しているロータスではあるが、現在はまだまだ内燃機関車を生産してファンの期待に応えている。AMG製2.0リッター直4ターボモデルの登場が待たれるが、関係者によれば年内に日本への上陸が期待できるという。
エレトレは最強グレードとなる「エレトレR」だ。最高出力918PS、最大トルク985Nmという途轍も無い性能を発揮する。5.1mという大柄なボディで広々とした室内を持つという、これまでのロータスになかったモデルは、フル電動モデルとして現在生産中だ。エレトレは春から生産が開始されるというので、デリバリーはもう少しの辛抱だろう。
フル電動にせよ内燃機関車にせよ、ステアリングを握って楽しいスポーツカーを生産するというロータスの基本的な立ち位置は変わらないようだ。